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明朝体から学ぶ日本語フォントの秘密
はじめに 文字は様々な情報を与え、言葉の知識さえあればそれらを理解することができる。言葉を覚え、読み書きを学習するという教育は我が国では一般的なカリキュラムで...
「佐賀んまちの恵比須さん」 〜江戸時代よりつづく恵比須文化の継続と発展の可能性〜
はじめに 七福神の一柱として知られる恵比須さん。佐賀には商売繁盛の神様である恵比須の石像を祀る風習があり(図1)、佐賀市内だけでも北の山間部から南の有明海近くまで...
埼玉県を誇る岩槻人形ー岩槻人形博物館を中心に
1、はじめに 埼玉県さいたま市岩槻区は、平成17年4月1日に旧岩槻市よりさいたま市に編入した。岩槻は、江戸時代より人形の街として栄えており、現在も東武野田線岩槻駅を...
広島市三篠地区における藍の復活
1.日本での藍染めの歴史 「ジャパン・ブルー」と称されるように、日本の生活には藍色が深く根付いている。屋根瓦や着物、手ぬぐい、浮世絵の鮮やかな藍色など、思い起こ...
『千里ニュータウンにおける「みどりの拠点」の役割』
1.基本データ 「千里ニュータウン」(以下千里NT)は大阪府の北摂、吹田市と豊中市にまたがった1,160haの土地に1961~1969年にかけて建設された日本初のニュータウンであ...
これから求められる地域と公園の関係性 ~東京都新宿区の「集積・交流・賑わい」という地域特性を表現した新宿中央公園~
公共性の象徴の1つである公園も、時代や地域の変化と共に役割・機能が多様化している。国交省ではポストコロナ社会において「公園が活きる、ひとがつながる、まちが変わ...
インテリアを力にした空き家リノベーションによる塩飽本島の賑わい復活 ― 特色あるプロジェクトを核にして身の丈に合ったまちづくり ―
船が本島(ほんじま)泊港に入ると、大勢の人が来島者を待ち受け、賑わっている。2022年開催の瀬戸内国際芸術祭(瀬戸芸)は、11月6日に幕を閉じる。瀬戸芸は、「海の復...
アートビオトープ那須 水庭 ー環境と建築の可能性についてー
はじめに 今回取り上げる「アートビオトープ那須」にある「水庭(以下、アートビオトープ那須の水庭を「水庭」と略称する)[資料1]」は、世界的建築家・石上純也が設計し...
毎月28日に食す小豆粥 ──失われた行事食のひとつ──
はじめに 「毎月28日に食す小豆粥」を行事食として取り上げる。行事食とは伝統的な祭事や行事、或いは季節の節目に食される特別な料理と食材を指し、無病息災と幸せを...
「コピティアム」華人がもたらした喫茶文化
はじめに マレーシアは主にマレー系・中華系・インド系で構成されている多民族国家である。そのため食も多岐に渡り、各民族の宗教上の都合により食事の場所が異なって...