京都造形芸術大学 通信教育部 芸術教養学科について

京都造形芸術大学 通信教育部 芸術教養学科は2013年4月に開学した新しい学科です。
インターネットでの学びを中心としたカリキュラムを構築し、1600人を越す社会人学生(2016年4月時点)が在学しています。毎年、4月と10月に入学生を迎え、3月と9月に卒業生を送り出しています。

芸術教養学科では、芸術を、専門家の占有物としてではなく、ひとりひとりの私たちにとってより良く生きるための手段として考えています。そして、生活環境を見直すための技を、それぞれの身の丈に合った形で発揮することが、芸術の新しい形であると考えています。芸術の本来の意味は「人間を自由にする学問」。芸術を学ぶことで個人の力を拡張し、真に自由な、人としての教養を身につけることなのです。

芸術教養学科での学び、具体的には、”暮らしの中に芸術を生かす方法”-今日の社会人が仕事や生活に活かせるアート・デザインの知識や実践例を学んでいきます。芸術史や芸術理論でアートの仕組みと歴史的変遷をつかみ、基礎的な芸術の知識を深めるだけでなく、デザインや音楽、色彩など、現代の暮らしに身近なものの役割や考え方も理解します。さらに、現役で活躍するデザイナーや芸術家たちの最先端の取り組み事例を研究もします。様々な芸術の姿に触れることで、仕事と暮らしをより良く変化させる「視点」を手に入れることを目的としています。

芸術教養学科は、学ぶ場所を限定しません。
インターネットがつながる環境さえあれば、自宅でも、通勤途中でも、待ち時間でも全てが学習場所に変わります。まとまった時間が取れないという社会人に多い悩みも、時間を有効に活用できる教材を用意して解決します。短時間で集中して学習でき、豊富な素材と本学教員による最先端の臨場感溢れる映像を用いた内容は、どこにも真似の出来ない魅力的な教材だと自負しています。

通信教育は時として孤独なもの。ましてや対面授業がない芸術教養学科では、一人で学習が進められるかという不安もあるでしょう。その不安を解消する一つの方法が、本学独自のSNS「airU コミュニティ」。全国で学ぶ学生同士やふだん会えない教員との交流の場でもあり、情報交換や問題意識の共有も行えます。中にはこのSNSを通じて学習会や交流会をつくり、通常の通信教育よりも学生間の交流が活発だと実感している在学生もいます。

今の自分を高めたい、創造的な思考を仕事や生活に生かしたいと意欲を持たれている方に是非、入学していただきたいと願っています。社会人の生きる場や生き方には芸術が不可欠と考え、生活環境を自分の感性と力で改善できる社会人を育成したい、そんな芸術教養を備えた社会人がふえることで、この社会はきっとより良く変わっていくと信じています。

学びの世界はきっと自分を高めてくれます。
これからの社会では、学歴ではなく、学習歴(何を学んできたか)を更新することが求められていると思います。学習歴の更新、私たちとご一緒しませんか?

芸術教養学科 学科長 早川克美