関東

下島 啓慎

これから求められる地域と公園の関係性 ~東京都新宿区の「集積・交流・賑わい」という地域特性を表現した新宿中央公園~

公共性の象徴の1つである公園も、時代や地域の変化と共に役割・機能が多様化している。国交省ではポストコロナ社会において「公園が活きる、ひとがつながる、まちが変わ...

津布久 直哉

アートビオトープ那須 水庭 ー環境と建築の可能性についてー

はじめに 今回取り上げる「アートビオトープ那須」にある「水庭(以下、アートビオトープ那須の水庭を「水庭」と略称する)[資料1]」は、世界的建築家・石上純也が設計し...

山口 健

歴史と文化のまち、古河市に根付く「小さな」アートプロジェクト

1990年以降、日本各地で多くのアートプロジェクト(以下AP)が盛んに行われている。本稿では、このようなAPの中から、茨城県古河市を拠点に活動する「a ri A Ru Creationz...

寺田 貴代

チーズとバターから見る、ホエー有効利用からの地域活性化

1.はじめに 那須塩原市は生乳生産本州一のまちとして生乳生産額全国2位を誇る(1)。ランキングトップ10のうち、那須塩原市以外は北海道の自治体であることからも、極め...

飯塚 尭

千葉の小江戸「佐原」の町並み保存活動と、その継続について

1.はじめに 私の居住地の近隣に江戸時代の美しい町並みを再現したかのような地区「佐原」がある[資料1]。旧佐原市である「佐原」は、江戸時代から利根川水運により繁栄...

廿樂 薫

「まつぶし緑の丘公園」にみる、建設発生土を有効再利用した公園デザイン

=はじめに= 「建設発生土」とは、建設工事や土木工事などにともなって発生排出される土砂のことで、一般的には建設残土ともよばれているものです。 持続可能な開発目標...

佐藤 麻里

受け継がれる茶室「宝庵」―活用と保存の実践―

はじめに 北鎌倉の禅寺、浄智寺[1]。その谷戸の奥に建つ茶室「宝庵(ほうあん)」は建築から90年近くが経過した現在も大切に維持管理され、レンタル茶室として稽古事や...

森 裕美子

初黄・日ノ出町地区のアートによるまちの再生からみる~にぎわいのデザイン~

はじめに 横浜市中区初黄・日ノ出町地区(通称黄金町、以下黄金町)は、かつては違法売買春の街であった。この地域が短い期間で「違法売買春の街」から「アートのまち」...

高橋 純

Ayalis in Motionの作品を通して考える日本におけるコンテンポラリー・ダンスの展望

1.はじめに 20世紀前半にアメリカのイザドラ・ダンカン(1877~1927)やマーサ・グレアム(1894~1991)らによって、クラシック・バレエとはまったく異なる体系の「モ...

伊藤 真妃

「桐生祇園祭」における「四丁目鉾」について

1 はじめに 本稿では、群馬県桐生市の「桐生祇園祭」にて巡行する「四丁目鉾」が、現代の環境下においてどのような経緯で再び巡行することになったのか。また、現代にど...