関東
清澄庭園・清澄公園 ~時代とともに姿を変える名石の庭~
1.概要と歴史 清澄庭園は、東京都江東区の清澄白河駅周辺に位置する日本庭園で、現在は都立庭園の一つとなっている。三菱の創始者である岩崎弥太郎が明治期に完成させた...
馬場大門のケヤキ並木 ~並木の景観を街の未来として次世代に継承するために~
はじめに 馬場大門のケヤキ並木(以下、馬場大門)はさまざまな顔を持っている。神社の参道、公道の街路樹、そして国指定天然記念物だ。街のシンボルである馬場大門の景...
トトロの森が繋ぐ未来 ―人と自然の関係論―
1 はじめに 東京都北西部と埼玉県南西部の5市1町[①]にまたがる狭山丘陵は映画『となりのトトロ』の舞台モデルの一つとなった場所として知られる[②]。この丘陵を総...
空間デザインから考える将門塚の過去と現在と未来
1 はじめに 将門ハ、素ヨリ侘人ヲ済ケテ気ヲ述ブ。便無キ者ヲ顧ミテ力ヲ託ク。 これは『将門記』に記された平将門(生年不詳~940)についての記述である。平将門は...
生活を豊かにするアート、人を寄せつけないアートを日常にするカフェ「ハタメキ」 ~清澄白河での8年~
0.はじめに 近年 “コーヒーの聖地”として知られるようになった東京の清澄白河。この地でそれまで蜷川スタジオに所属して演劇に打ち込んできた俳優にして着...
馴染みのレストランからみた食文化の持続性について
はじめに 現在、世界はかつてない程大きな変化につつまれている。新型コロナウイルス感染症の発生、ロシアによるウクライナ侵攻などにより食料の供給問題、食材料の高騰...
横浜山手西洋館「花と器のハーモニー」 〜“外国人居留地の面影が残るまち“としてのクロノトポス〜
はじめに 形ある物が永遠に存在することは不可能に近く、それは文化資産も同じである。開港の地・横浜の、港を見下ろす山手の丘は“異国情緒溢れる外国人居留地の面...
「かわさき産業ミュージアムが担う日本の産業発展の伝承」
1.基本データと歴史的背景 1-1.基本データ 名称 かわさき産業ミュージアム 運営自治体 神奈川県川崎市川崎区 特色 「特定の施設・建造物を持たずに、川崎区の全域...
埼玉県を誇る岩槻人形ー岩槻人形博物館を中心に
1、はじめに 埼玉県さいたま市岩槻区は、平成17年4月1日に旧岩槻市よりさいたま市に編入した。岩槻は、江戸時代より人形の街として栄えており、現在も東武野田線岩槻駅を...
これから求められる地域と公園の関係性 ~東京都新宿区の「集積・交流・賑わい」という地域特性を表現した新宿中央公園~
公共性の象徴の1つである公園も、時代や地域の変化と共に役割・機能が多様化している。国交省ではポストコロナ社会において「公園が活きる、ひとがつながる、まちが変わ...