2023年9月

和合 照美

一滴のコーヒーに潜む神秘の宇宙「マイクロ クリスタル アート」

はじめに マイクロ クリスタル アート(Micro Crystal Art 以下ミクロアート)とは、長野県の「安曇野ビンサンチ美術館」館長で美術家の北山敏氏が提唱するアートである...

池永 隆博

絶海に浮かぶ火山島「薩摩硫黄島」の祭祀と空間デザインについて

はじめに 国土交通省の調べ(令和5年)によると、日本国内には416の有人島があるとされる。日本には、北海道から沖縄県まで幅広く島が存在しており、我が国の海洋資...

大岩 麻衣子

「丸の内仲通り」〜 美しい街並みのリズム〜

1.はじめに 東京丸の内は、大企業のオフィスがひしめく東京の中心地である。日本の中央駅でもある東京駅と皇居をまっすぐに結ぶ「行幸通り」に対角するように、晴海通り...

柳 久美子

日本で最初の柏駅東口ペディストリアンデッキ〜50年の賑わいの文化を考察

はじめに 千葉県柏市の柏駅(1)東口には、1973年に日本で初めてつくられたペディストリアンデッキが広がる。〔資料1〕ペディストリアンデッキとは、高架で設置された歩行...

吉田 淳子

日本一の古書店街神保町の景観 ―過去からの連続性は景観に調和の美を宿す―

はじめに 東京都千代田区にある神保町は、日本一の古書店街として知られている。靖国通りに面して同業種が軒を連ねる景観は、ビルの狭間に残る洋風の看板建築や大正・...

荒木 美奈子

和泉市軟質ガラスの光の行先

1、はじめに 人類が初めて創り出した素材であるガラスの歴史は、世界最古の文明、メソポタミア文明にまで遡る。貴重なラピスラズリやトルコ石の代替品としての利用に歴...

柴田 哲也

福岡県立美術館の移転 文化芸術を軸にしたまちづくりへの期待

1. はじめに 2020年1月、福岡県は、老朽化した福岡県立美術館(須崎公園敷地内に所在)(図1)を、福岡市のほぼ中心に位置する大濠公園南側の福岡武道館および日本庭園の...

小嶺 浩明

迎賓館赤坂離宮にみる和と洋の文化・芸術的調和への評価

迎賓館赤坂離宮(旧東宮御所)は、1909年(明治42年)に建てられた、日本で唯一のネオ・バロック様式の西洋風宮殿建築である。内部は部屋ごとにフランス十八世紀末様式、...

江口 亮子

市民と育む「舞岡・やとひと未来」の空間デザイン 未来への展望

1,はじめに 「舞岡・やとひと未来(以下 やとひと未来)」(1)は神奈川県横浜市戸塚区の南東部にある舞岡公園の中心部、田園体験区域(資料1) (2)を横浜市指定管理者と...

山下 由里子

記憶の復刻をもとめて 〜ガス燈が灯る「本物」の街 馬車道〜

はじめに 横浜市中区、JR関内駅近くから北東にのびる馬車道通りに「馬車道商店街」がある[資1]。150年余り前に誕生し、近代建築に囲まれた歩道には、イギリス製のガス...