中部

加藤 昌行

浜松まつりのお囃子について

はじめに 私の住む静岡県浜松市では、毎年5月3日から5日の3日間、浜松まつりが開催される。浜松まつりは、昼の大凧合戦、夜の御殿屋台引き回しの二つの顔を持つ市内最大...

畑川 貴子

「蒲郡クラシックホテル」歴史ある建築の継承について

1 はじめに 戦前、1930年代の日本は国際観光政策によって外国人観光客を誘致しようと、各地に国際観光ホテルを建設した。当時の日本の技術と資材を結晶させた建築は、所...

藤田 朋寛

塩の道「中馬街道」と「中馬のおひなさん」~過疎観光都市足助の矜持~

はじめに 愛知県では自動車産業を中心とする製造業が1960年前後より地域の経済をリードしてきた。またその影響を強く受け自動車中心の街作りが行われてきた。これを受け...

望月 美貴子

伝説が守る伝統と景観 ―三保松原―

1. はじめに 全国に数ある羽衣伝説の地のひとつ、三保松原(みほのまつばら)(資料1 以下数字)は富士山の世界遺産登録で俄かに注目を集めたが、その以前より約40年...

岩崎 久子

碌山美術館 Rokuzan Art Museum -草創期建築群の空間造形とその担い手-

はじめに 北アルプスの麓、安曇野に位置する碌山美術館(資1)は、日本近代彫刻の先駆者とされる彫刻家・荻原守衛(以下、碌山とする)(1879~1910)の現存する彫刻作品15点...

阿部 佳代

「子ども造形パラダイス」―記憶財産に込められた可能性

はじめに 「子ども造形パラダイス(以下「造パラ」と表記)」は、愛知県豊橋市で開催される、造形作品の野外展示の名称である。多くの豊橋出身者は、小中学生の時に作品...

青野 賢次

豊橋市まちなか図書館の優れたデザインと、設備計画策定のプロセスに関する考察

1.はじめに 豊橋市まちなか図書館は愛知県豊橋市の駅前の、複合施設内にある図書館である。この図書館は地域の多目的施設として活用できるよう、地域住民の意見やニー...

石川 操

日本の古窯・越前焼とその変わらぬ姿勢

はじめに: 日本の中世古窯は数多く発見されているが、現代まで生産が続いているのは「瀬戸・常滑・信楽・丹波・備前・越前」の日本六古窯と言われる窯である。六古窯と...

亀山 直人

ひとを育て、まちを育てる「杜の宮市」— 次世代の文化とコミュニティを担う381artist —

はじめに 愛知県一宮市は、かつて「繊維のまち」として全国的に有名であった(1)。しかし時代とともに主力産業である繊維産業は縮小し[資1]、一宮市の中心市街地は活気が...

藤田 裕也

沼垂(ぬったり)地域の歴史的背景を栄枯盛衰の視点から再評価する

はじめに 筆者が居住する新潟市には沼垂(ぬったり)という地域がある。この地域は近年、注目施設をまとめて沼垂エリアとして括られている(1)。近隣に住む筆者にとっ...