長野

二瓶 昭博

信州姨捨山ー棚田の景観財の評価と考察

1 はじめに  信州姨捨山の棚田は「田毎の月」と呼ばれ名勝地として知られている。「田毎の月」とは、16世紀後半に山の斜面を地形に沿って階段状に開墾しつくらた水田...

花岡 菖

水彩画家丸山晩霞の作風の変化と「荒廃した絵」の再評価

1. 序論;時代背景と基本データ 明治以降,日本に西洋文化が急速に流入した.この時期に活躍した水彩画家丸山晩霞(1867-1942)は西洋文化の影響を受けながら,日本水...

後藤 直幸

『神長官守矢資料館』 自然と建築の一体化が生む空間  藤森ワールドの原点

はじめに、 白大理石の床と漆喰の壁、トップライトからの自然光が織りなす白い空間、加えて世界的にも珍しい靴を脱いで作品を楽しむ秋野不矩美術館。どんぐり帽子の芝棟...

田中 伸幸

江戸時代、北信濃の文人画僧「雲室」について

<はじめに> 長野県の最北端に位置する飯山市は、江戸時代より城下に寺院が多い仏教の盛んな地域であり、島崎藤村も小説「破戒」の中で「さすが信州第一の仏教の地・...

細川 佳代子

製糸の真実を伝える— 岡谷蚕糸博物館

はじめに 幕末から明治にかけ、日本は海外の技術を移入し「近代国家」への転換を図った。その柱の一つで外貨獲得に大きく貢献した製糸業(1)を牽引したのが、岡谷(長野県岡...