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世界文化遺産である富士山を、普遍的な価値と芸術的源泉として継承していくために今伝えるべきこととは
はじめに、日本の象徴として君臨する富士山は2013年、「信仰の対象と芸術の源泉」として世界文化遺産に登録された。(註1)単独峰である富士山の雄大な稜線美の概観は、八...
東京ワイナリーがデザインするワインづくりとぶどう畑の未来
はじめに 近年、日本には小規模ワイナリーが数多く誕生している(1)。東京にも、住宅地や商業エリアに醸造所を構える都市型ワイナリー(2)があり、訪ねてみると、立地の珍...
津奈木町の公共空間におけるアート
1. 熊本県の南西に位置する津奈木町は、水俣市の隣町である。隣町であるため、色濃く水俣の影響を受けている。津奈木町と水俣が、ふところに抱く不知火海は九州本島と天...
「さっぽろ天神山アートスタジオ」の可能性 アーティストと市民をつなぐ基盤になり得るか
はじめに 札幌市の芸術文化施設であるさっぽろ天神山アートスタジオ(以下、天神山アートスタジオ)は、2014年のオープン以来、国内外のアーティストが延べ2,866人滞在し...
一般社団法人日本パントマイム協会主催事業 「ワークショップキャラバン2023」
「基本データ」 一般社団法人日本パントマイム協会は2018年に設立されている。これまで日本には法人としての協会はなく、当協会が日本で初めて法人として設立され、国内...
都市型アート委員会による地域文化の再構築 ――自由が丘におけるアート活動とコミュニティ運営の相互作用――
はじめに 本稿では東京都目黒区自由が丘で2023年に設立された「アート委員会」を対象に、都市型地域におけるアート活動の可能性と課題を検討する。自由が丘は商業地と...
糸満ハーレーにおける祭礼空間と運営のデザイン評価 ― 地域主体のイベントデザインに着目して ―
はじめに 沖縄県糸満市で継承されてきた伝統祭礼「糸満ハーレー」¹を、地域文化に根ざした文化資産として捉え、その祭礼空間と運営のデザインを評価対象とする。...
遠き地で継承される地方巡礼 ―東葛印旛大師巡拝にみる信仰と非日常性―
はじめに 千葉県北部では四国八十八ヶ所巡礼を模した、地方巡礼・新四国巡礼と称される東葛印旛大師巡拝が毎年5月に四つの市(柏・白井・鎌ケ谷・松戸)にまたがり行わ...
「六ツ美悠紀斎田お田植えまつり」~創出と伝承のあり方~
はじめに 「六ツ美悠紀斎田お田植えまつり」[資料1]は、大正天皇即位時の大嘗祭における悠紀斎田の田植え儀礼を起源とする民俗芸能であり、現在は岡崎市の無形民俗文化財...
鎌倉彫の造形美に宿る日本的精神 ― 伝統工芸の継承と創造的展開 ―
はじめに 本稿は、神奈川県鎌倉市を代表する伝統工芸・鎌倉彫を文化資産として総合的に評価することを目的とする。鎌倉彫は、中世鎌倉の仏教文化を背景に成立し、木彫と...