東京
氷川神社の活動に関する提言
東京都港区赤坂周辺には、氷川神社、日枝神社、乃木神社と名だたる神社が存在し、三つの神社は800m以内の至近距離に立地する。初詣の時期には日枝神社の25万人を筆頭にそ...
浜離宮恩賜庭園の現代的景観の意義
1.はじめに 東京都の文化財庭園浜離宮恩賜庭園(以下浜離宮)は、旧芝離宮恩賜庭園(以下芝離宮)とともに江戸時代に造られた汐入の池泉回遊式庭園である。 都心にあ...
矢切の渡しの生活の中での意味と文化的景観との共存
1.基本データと歴史的背景 矢切の渡しは東京近郊の観光地として有名な葛飾区柴又と江戸川を隔てて隣接する千葉県松戸市矢切を結ぶ渡船である。周辺は河川を横断する手段...
「日本橋に空を」 ~何を残し、何を壊し、どのように創るのか~
今、日本橋に行ってみると、重要文化財である日本橋のすぐ真上に首都高速道路(以下、首都高)が覆いかぶさる。橋の装飾は首都高に挟まって、上部は見えない。なんとも不...
教科センター方式の板橋区立赤塚第二中学校ー地域の文化資産としての価値と展望ー
1. はじめに 板橋区立赤塚第二中学校(以下、赤塚二中)は、アートギャラリーの趣のある美しいデザインの学校である(図1)。その美しさの秘密の一つは、「教科センター...
ポストトゥルース時代における自由民権資料館の役割
はじめに 東京都町田市の北部にある自由民権資料館は、自由民権運動及び町田の歴史に関する資料の収集、保管、閲覧、常設展示、そして定期的な企画展開催を行っている文...
地域住民のサードスペースを担うコミュニティーアートの先駆者「イエローレン」の活動
はじめに 東京中目黒駅から徒歩10分強、西郷山公園近くのビルの一室にイエローレンがある。そこで通訳として働いている友人の声かけで2年ほど前にその活動を知った。多数...
TABFがもたらした「アートの民主化」
アートは誰のものか ZINEを含めたアートブックを取り扱う「TOKYO ART BOOK FAIR」(以下、TABF)は、年々規模を拡大している。 ZINEは単なる趣味的な出版...
日本唯一のユニバーサルシアター「シネマ・チュプキ・タバタ」 ~万人にひらかれたサードプレイスとしての映画館の在り方~
はじめに 2025年11月に、東京でデフリンピック(1)が開催されていた。デフリンピックに関心を持ち、ろう者における社会との関わり方の歴史について調べていくうちに、ろう...
現代の民俗文学としての国民的喜劇 ―『男はつらいよ』寅次郎の文化的分析―
はじめに 本稿では、日本映画史上最長のシリーズ『男はつらいよ』を、娯楽映画にとどまらず、文学性・民俗性・社会記録性を併せ持つ文化資産として評価する。主人公・車...