関東
生物多様性を育む空間「渡良瀬遊水地」
1.基本データと歴史的背景 生物多様性を育む空間として、渡良瀬遊水地を取り上げる。渡良瀬遊水地は、群馬、埼玉、栃木、茨城の4県にまたがる、面積33km2の日本最大の遊...
埼玉県所沢市における廃ホテル再生を核とした地域活性化の事例
1. 基本データと歴史的背景 カジュアルオーベルジュ樹樹(以下樹樹という)は、フランス語で「宿泊できるレストラン」を意味する宿泊と食事を同時に楽しめる施設である。...
「日本橋に空を」 ~何を残し、何を壊し、どのように創るのか~
今、日本橋に行ってみると、重要文化財である日本橋のすぐ真上に首都高速道路(以下、首都高)が覆いかぶさる。橋の装飾は首都高に挟まって、上部は見えない。なんとも不...
教科センター方式の板橋区立赤塚第二中学校ー地域の文化資産としての価値と展望ー
1. はじめに 板橋区立赤塚第二中学校(以下、赤塚二中)は、アートギャラリーの趣のある美しいデザインの学校である(図1)。その美しさの秘密の一つは、「教科センター...
産業遺産の再活用における空間・用途・素材の重層性から「デザインのこれから」を考える ―「大谷資料館」を事例として―
1. はじめに 近年、炭鉱や採石場などの産業遺産を、観光施設や文化拠点として再活用する事例が国内外で見られる。これらの取り組みは、歴史的遺構を保存することにとどま...
伝統工芸「宮染め」に共創で新たな価値を創出する~「宇都宮美術館 平成27年度・館外プロジェクト(以下「館プロ」という。)(1) 地域産業とデザイン~宮の注染を拓く~」(2)(以下「宮プロ」という。)
はじめに 「宮プロ」の取組をきっかけに、継続して「宮染め」に新たな価値を創出できるのか。濱田琢司は、文化地理学的考察の中で、「民芸」は「産品の価値を変容させる...
高崎市歴史民俗資料館 ~2つの「残したい」に着目して~
1.はじめに 群馬県高崎市上滝町の高崎市歴史民俗資料館(以下、「民俗資料館」と称する)は、かつて群南村の役場の庁舎であった。多くの公共施設が鉄筋コンクリートによ...
自然の竹香る「房州うちわ」伝統的工芸品の今
1.はじめに 自然の竹香る「房州うちわ」伝統的工芸品の今について、その基本データと歴史的背景、国内の他のうちわ産業と比較して特筆される点、積極的に評価する点や...
ポストトゥルース時代における自由民権資料館の役割
はじめに 東京都町田市の北部にある自由民権資料館は、自由民権運動及び町田の歴史に関する資料の収集、保管、閲覧、常設展示、そして定期的な企画展開催を行っている文...
地域住民のサードスペースを担うコミュニティーアートの先駆者「イエローレン」の活動
はじめに 東京中目黒駅から徒歩10分強、西郷山公園近くのビルの一室にイエローレンがある。そこで通訳として働いている友人の声かけで2年ほど前にその活動を知った。多数...