関東
馴染みのレストランからみた食文化の持続性について
はじめに 現在、世界はかつてない程大きな変化につつまれている。新型コロナウイルス感染症の発生、ロシアによるウクライナ侵攻などにより食料の供給問題、食材料の高騰...
横浜山手西洋館「花と器のハーモニー」 〜“外国人居留地の面影が残るまち“としてのクロノトポス〜
はじめに 形ある物が永遠に存在することは不可能に近く、それは文化資産も同じである。開港の地・横浜の、港を見下ろす山手の丘は“異国情緒溢れる外国人居留地の面...
「かわさき産業ミュージアムが担う日本の産業発展の伝承」
1.基本データと歴史的背景 1-1.基本データ 名称 かわさき産業ミュージアム 運営自治体 神奈川県川崎市川崎区 特色 「特定の施設・建造物を持たずに、川崎区の全域...
埼玉県を誇る岩槻人形ー岩槻人形博物館を中心に
1、はじめに 埼玉県さいたま市岩槻区は、平成17年4月1日に旧岩槻市よりさいたま市に編入した。岩槻は、江戸時代より人形の街として栄えており、現在も東武野田線岩槻駅を...
これから求められる地域と公園の関係性 ~東京都新宿区の「集積・交流・賑わい」という地域特性を表現した新宿中央公園~
公共性の象徴の1つである公園も、時代や地域の変化と共に役割・機能が多様化している。国交省ではポストコロナ社会において「公園が活きる、ひとがつながる、まちが変わ...
アートビオトープ那須 水庭 ー環境と建築の可能性についてー
はじめに 今回取り上げる「アートビオトープ那須」にある「水庭(以下、アートビオトープ那須の水庭を「水庭」と略称する)[資料1]」は、世界的建築家・石上純也が設計し...
歴史と文化のまち、古河市に根付く「小さな」アートプロジェクト
1990年以降、日本各地で多くのアートプロジェクト(以下AP)が盛んに行われている。本稿では、このようなAPの中から、茨城県古河市を拠点に活動する「a ri A Ru Creationz...
チーズとバターから見る、ホエー有効利用からの地域活性化
1.はじめに 那須塩原市は生乳生産本州一のまちとして生乳生産額全国2位を誇る(1)。ランキングトップ10のうち、那須塩原市以外は北海道の自治体であることからも、極め...
千葉の小江戸「佐原」の町並み保存活動と、その継続について
1.はじめに 私の居住地の近隣に江戸時代の美しい町並みを再現したかのような地区「佐原」がある[資料1]。旧佐原市である「佐原」は、江戸時代から利根川水運により繁栄...
「まつぶし緑の丘公園」にみる、建設発生土を有効再利用した公園デザイン
=はじめに= 「建設発生土」とは、建設工事や土木工事などにともなって発生排出される土砂のことで、一般的には建設残土ともよばれているものです。 持続可能な開発目標...