中部

林 佐和子

本業焼と民藝の魅力を今に繋ぐ「瀬戸・ものづくりと暮らしのミュージアム 瀬戸民藝館」

はじめに 愛知県瀬戸市洞地区で江戸時代後期から約250年続く窯元「瀬戸本業窯」が、2022年「瀬戸・ものづくりと暮らしのミュージアム 瀬戸民藝館」(以下、瀬戸民藝館)...

大塚 貴船

受け継がれる日本の伝統技術「からくり」の進化と発展 ー江戸から未来へ、時を刻むからくり人形時計ー

Ⅰ.はじめに 2022年に30周年を迎えた、からくり人形時計『白浪五人男』は、老朽化に伴い「令和の大改修」と言われる全面リニューアルが行われ、現在は建設当時の外観と動...

宮脇 惠子

長岡まつり大花火大会―地域課題を象徴する花火の編集とデザイン―

はじめに 長岡まつり大花火大会には「慰霊」と「平和」、そして「復興」を象徴する花火がある。 本稿では、これらの花火における「意味」の編集とデザインを評価する。...

田畑 香奈

中部電力MIRAI TOWER―電波塔から地域のアイデンティティへ―

はじめに テレビ放送の発展を支えてきた電波塔は、デジタル化や時代の変化の中で、翻弄されつつある存在となっている (1)。名古屋市の中部電力MIRAI TOWER(旧・名古屋テ...

慶伊 心

シビックプライドを高め、県民と共に発展する「富山もよう」について

はじめに 「それまで見過ごしていた足もとのささいなことに目がいくようになっていきます。まなざしの開発です」。これは吉本哲郎著『地元学をはじめよう』に出てくる...

河野 道子

八ヶ岳高原音楽堂「カラマツチェンバロ」 ―久保田チェンバロ工房によるチェンバロ継承の視点―

はじめに チェンバロはフランス革命の動乱を期に破壊され(1)表舞台から姿を消した西欧の古楽器である。 撥弦鍵盤楽器(2)であるチェンバロは、独自の音楽性と意匠...

佐々木 文野

円頓寺商店街にみるまちづくりと地域特色の継承

1. はじめに 名古屋駅から北東に徒歩約15分、那古野地区と呼ばれる地区に昭和の情緒が残るこじんまりとしたアーケード商店街が東西に2つ連なっている。円頓寺商店街と円...

堅田 道子

余喜の能登獅子-被災コミュニティの未来をデザインする獅子舞

はじめに 令和6年能登半島地震(1)が石川県にもたらした被害は甚大であり、被災地では復旧と復興の同時進行が求められている。山泰幸は、人々が復興したと実感するソフ...

後藤 宣正

熱田の杜と歴史的資源を活かして未来へと繋ぐ

地元の人達からは「あつたさん」と呼ばれ、皆さんに慕われる熱田神宮。最近は、コロナ禍の関係で年間の参拝客は減っているが、コロナ禍以前は700万人超えというデーターが...

浅井 光太郎

高岡市の勝興寺—一向一揆の中核から浄土真宗有数の寺となり国宝に至った戦略—

1.本報告の概要 — 基本データ 勝興寺は富山県高岡市伏木にある浄土真宗の寺である。勝興寺の前身は1471年に創設され、戦国時代は一向一揆の中核であった。1584年...