関東
遠い故郷を近所に-和光市「テーラワーダ・パリヤッティ僧院」をめぐる“やさしい居場所”-
はじめに 埼玉県和光市に所在するミャンマー上座部仏教寺院「テーラワーダ・パリヤッティ僧院」は、日本の住宅地に立地しながら、門や仏塔といったミャンマー仏教固有の...
校歌文化からたどる近代日本の軍歌的音楽表現
―川越市に息づく校歌の継承と変容― 埼玉県川越市には蔵造りの町並みや川越まつりなど、さまざまな伝統文化が現在に至るまで継承されている。こうした地域文化の継承は、...
氷川神社の活動に関する提言
東京都港区赤坂周辺には、氷川神社、日枝神社、乃木神社と名だたる神社が存在し、三つの神社は800m以内の至近距離に立地する。初詣の時期には日枝神社の25万人を筆頭にそ...
継承デザインとしての甲冑工芸 ――株式会社大越忠製作所「ボトルアーマー」にみる異分野協働の可能性――
はじめに 少子化や生活様式の変化、さらには大量生産品の普及により、日本の伝統工芸は深刻な転換期を迎えている。従来の用途や儀礼、生活文化と密接に結びついて成立...
みなかみ町「藤原盆」にみる途絶えた民芸品の価値と未来への継承の可能性
はじめに 日本各地には、地域の風土や生活に根ざした多様な民芸品が存在してきた。しかし近代化や生活様式の変化に伴い、その多くは姿を消し、現在では名称すら知られな...
浜離宮恩賜庭園の現代的景観の意義
1.はじめに 東京都の文化財庭園浜離宮恩賜庭園(以下浜離宮)は、旧芝離宮恩賜庭園(以下芝離宮)とともに江戸時代に造られた汐入の池泉回遊式庭園である。 都心にあ...
矢切の渡しの生活の中での意味と文化的景観との共存
1.基本データと歴史的背景 矢切の渡しは東京近郊の観光地として有名な葛飾区柴又と江戸川を隔てて隣接する千葉県松戸市矢切を結ぶ渡船である。周辺は河川を横断する手段...
若葉台団地にみる昭和後期住宅政策に関する考察-転換期に生まれた郊外団地の思想
はじめに 若葉台団地は1970年代に神奈川県住宅供給公社*1が開発した大規模住宅地であり、その背景には戦後から昭和後期にかけての住宅政策と都市計画思想の変化が反映さ...
生物多様性を育む空間「渡良瀬遊水地」
1.基本データと歴史的背景 生物多様性を育む空間として、渡良瀬遊水地を取り上げる。渡良瀬遊水地は、群馬、埼玉、栃木、茨城の4県にまたがる、面積33km2の日本最大の遊...
埼玉県所沢市における廃ホテル再生を核とした地域活性化の事例
1. 基本データと歴史的背景 カジュアルオーベルジュ樹樹(以下樹樹という)は、フランス語で「宿泊できるレストラン」を意味する宿泊と食事を同時に楽しめる施設である。...