中部
「寄木獅子頭」造りから学んだモノづくり
1. はじめに 私の生まれた愛知県刈谷市では、寄木(よせぎ)獅子頭を造る職人が存在する。一木造りから作る獅子頭職人は全国にいるが寄木造りで作る職人は少ないとされる...
尾州半田、醸造に醸された街並み
1 はじめに 愛知県半田市は、知多半島中央部、名古屋の南約35kmにある人口12万人の知多半島の中核都市である。 2010年、半田市の中核企業、㈱ミツカンホールディン...
『神長官守矢資料館』 自然と建築の一体化が生む空間 藤森ワールドの原点
はじめに、 白大理石の床と漆喰の壁、トップライトからの自然光が織りなす白い空間、加えて世界的にも珍しい靴を脱いで作品を楽しむ秋野不矩美術館。どんぐり帽子の芝棟...
駿府城公園 新たな営みを目指して
1 はじめに かつて徳川家康(1543年~1616年)が住んだといわれている駿府城は、静岡市の街なかに位置し、現在では「駿府城公園」という名称で市民や観光客から親しま...
道と川が織り成す名古屋城下の基盤割
♦はじめに 日本の国の中心地である尾張は戦国の英傑、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康を生んだ地である。 家康は天下分け目の戦に勝利。当時、尾張は清州城が拠点で...
石川の発酵食文化を伝える「発酵食大学」
はじめに 石川県は、霊峰白山より端を発した手取川扇状地と日本海へ突き出した能登半島という自然環境に恵まれ、多くの発酵食品[1]が作られている。 本稿では石川...
文化資産評価報告書 – 佐渡島・岩首談義所
はじめに 人口減少の加速する地方では小中学校の廃校が増加し、各地で廃校の有効活用方法が模索されている。ここでは、筆者が2013年に立ち寄ったことを契機とし、以来継...
「伝統武芸、豊田棒の手」-地域住民の願いと共に-
1、はじめに 私の住む豊田市北部には500年も前から存在した「棒の手」という伝統武芸がある。 幼い頃から慣れ親しんでいる「棒の手」が文化資産としてどのように評価で...
岡崎の誇り 八丁味噌とカクキュー
私の生まれ育った愛知県には、さまざまな食文化が根付いている。その中でも毎日の料理に欠かせない、愛知県民に最も馴染みがある食材と言えば、「味噌」である。いま、愛...
日本が誇る伝統文化をつげ櫛で支える「櫛留商店」
Ⅰ.はじめに 近年、樹脂製品で成形の簡単な櫛が多く製造されているにもかかわらず手間のかかるつげの櫛をなぜつくるのか、そして珍重されるのかを考察する。つげ櫛専門店...