豊島区池袋「公園がまちを変える」プロジェクト ~未来への第一歩~

菅野 和歌子

1.はじめに
池袋は1日の乗降者数が新宿、渋谷につぐ世界3位[1]の巨大ターミナル駅である。しかし、まちに人が訪れないため「駅袋」と揶揄され、まち全体が「治安が悪い」「暗い」と言われることも多かった。
池袋を擁する豊島区は、人口密度日本1、単身者高齢者世帯が多く、住民の10.5%が外国籍[2]である。区内には国立・都立公園や大規模公園がなく、国民1人当たりの公園面積が23区で最下位の0.6㎡[3]という地域でもある。
そんな豊島区が行った、池袋駅の周辺にある4つの公園を核とする池袋を魅力的なまちに変えるプロジェクトと関連事項(資料1)についての評価と意義についてここに示す。4つの公園とは「南池袋公園」「中池袋公園」「池袋西口公園」「としまみどりの防災公園」を指す。(資料2)

2.歴史的背景
まちづくりの起爆剤ともなった「南池袋公園」は、14年ほど前までは路上生活者の段ボールハウスが並ぶ鬱蒼とした公園であった。1999年時点で借金872億円[4]という区の財政難により、メンテナンスもままならなかったが、2007年に東京電力から区に公園地下への変電所設置の打診があったのを機に公費負担軽減の見通しが立つこととなり、区は整備に乗り出した。  しかしながら区民との協調を目指すあまり計画が進まず逡巡していた2011年、東日本大震災が発生。掘削中だった公園は防災の機能を果たせず、池袋駅周辺に一万人余りの帰宅困難者を留まらせることとなった。公園の持つ防災機能の重要性を再認識した区は計画を練り直し、新庁舎エコ・ミューゼタウン[5]の完成を追うように整備を進めるが、その最中の2014年5月、民間有識者組織「日本創成会議」より、豊島区は東京23区で唯一の「消滅可能性都市」[6]の指摘を受けてしまう。
この衝撃的な事態を真摯に受け止め、区は「消滅可能性都市」からの脱却を目指し、「豊島区国際アート・カルチャー都市構想」を打ち立てて、実現に向け「オールとしま」と銘打って、区と区民、民間で協力しながら進めていく。その土台と言えるものが南池袋公園を含む4つの「公園がまちを変える」取組みであった。

3.基本データ
【南池袋公園】(資料3、資料4) 面積7811.5㎡ 池袋駅東口徒歩5分 広大な芝生と2500本を超える植物、産地直送野菜を使ったカフェレストランがある。「南池袋公園をよくする会」[7]が設立され、公園のルール決めや魅力向上を目指し活動している。

【中池袋公園】(資料5) 面積1785.97㎡ 池袋駅東口徒歩5分 「Hareza池袋」[8]の前庭で、「アニメイト」[9]に隣接。様々なイベントに対応可能なオープンスペースで「アニメの聖地・池袋」[10]の発信拠点として、公園内にはアニメカフェが設置されている。

【池袋西口公園・グローバルリング】(資料6) 面積3123.19㎡ 池袋駅西口徒歩5分 「国際アート・カルチャー都市」の実現を目指し、野外劇場と大型ビジョン、観光案内の役割も持つカフェ、噴水が設置された広場のような公園。

【としまみどりの防災公園(通称:イケ・サンパーク)】(資料7) 面積17000.18㎡ 東池袋駅徒歩5分 平常時は芝生やカフェがある憩いの場だが、災害時には区の防災拠点となる。産直野菜のマーケットも開催。「指定管理者制度」[11]と「公募設置管理制度(Park―PFI)」[12]を利用。

4.評価すべき点
このプロジェクトの評価すべき点は、「つくる過程」や「形」にのみ注力するのではなく、「そこ(公園)に人が集うこと、そこ(公園)に人が存在することによって何を生み出せるか」を徹底的にイメージしながら進めたことである。区が柔軟な姿勢で公民連携を進め、民間からのアイデアを積極的に取り込み財政面でもゆとりを得たことによって、4つの公園は単なる箱庭ではない、人間を中心とする魅力的な空間となったのである。
「国際アート・カルチャー都市」構想では、劇場や公園を融合させたまち全体を舞台とし、「誰もが主役になれるまち」を目指している。4つの公園が画一化されることなく、それぞれの立地特性を最大限に活かした個性を獲得したことによって、訪れた人々はそのいずれかに自分がフィットする感覚(主役になる感覚)を持ち得るのである。
また、4つの公園をIKEBUSで繋ぎ、劇場や文化事業に人々の流れがいくようまち全体を回遊させたことも評価すべき点である。公園から劇場へと人が動き、動いている人たちによってまちが次第に活性化していくのである。「4つの公園がまちを変える」プロジェクトは、「4つの公園に集まる人々がまちを変える」プロジェクトとも言い換えられるのではないだろうか。  消滅可能性都市の指摘を受けた後、区は認可保育園を増やして2017年には待機児童ゼロを実現させた。保育園や様々な魅力を持った公園があり、文化やアートに触れられる。具体的な魅力を提示することによって「こんな公園があるまちに住んでみたい」と思う人を少しずつ増やし、豊島区はついに消滅可能性都市を脱することとなった。まちづくりに協力したい人たちを「豊島区国際アート・カルチャー特命大使」として積極的に取り込みながら、官民連携でプロジェクトを遂行したのである。

5.他の同様の事例との比較と特筆すべき点
南池袋公園と同様、ターミナル駅近くに位置する再開発された区立公園の例として、渋谷の宮下公園(MIYASHITA PARK)と比較する。
宮下公園はかつての南池袋公園同様、路上生活者が多くいる治安が悪い公園であった。渋谷区は再開発にあたり、新公園の命名権をナイキに販売し、公園封鎖に抗議する人々を「行政代執行」を行って抑え込む形で進めた経緯がある。結果、世論を鑑みて公園名はそのまま残しつつも、2020年7月に高級ブランドのショッピングエリアを下層に持つ4階建ての空中公園としてリニューアルオープンした。
南池袋公園の特筆すべき点は、再開発の過程と完成後も、常に区側が利用者や民間との対話を重視してきた姿勢であろう。単なる景観の観点からや富裕化を目指すための再開発ではなく、公園の持つ意義、果たす役割を追求し、意見交換をしながら官民で連携し、公園そのものだけでなく「意識面での再開発」も行ったのである。
ハード面については、渋谷区が代々木公園や明治神宮外苑など広い公園に既に恵まれているからか、MIYASHITA PARKでは、市街地にあるものの防災面での装備について情報を確認出来なかった。オープン後に「夜の避難訓練」を実施しようとする試みはあったが、コロナ渦で中止となっている。豊島区が大震災の苦い経験を活かし、「公園の持つ災害時の役割」を示し、利用者に日常的に静かにそのインプットを試みていることも、南池袋公園の特筆すべき点と言えよう。

6.今後の展望について
4つの公園や劇場など整備が終わった豊島区は、区政100年を迎える2032年までに、池袋駅の線路上空を東西で連結する歩道橋と駅前広場の設置を発表している。獲得した人流を、駅を挟んで東西に容易に動かそうという目的である。
4つの公園の今後について豊島区都市整備部公園緑地課公園活用グループのご担当者に伺ったところ、「豊島区はウォーカブルなまちづくりを掲げており、今後はインバウンドの回復も見込めることからさらなる賑わい創出として4つの公園で連携したイベントの開催を検討している」とのことだった。IKEBUSについては、高齢者などの交通弱者だけではなく、周知をより活発化させ、さらなる回遊に繋げたいという。またコロナ渦の収束で公園の利用が増えるため、光熱費高騰対策、イベント時に発生する音についての近隣への配慮にも十分に対応していきたいとのことだった。
2014年の消滅可能性都市指摘から、池袋の4つの公園の整備を含めた取組みを認められ、2020年には「SDGs未来都市」と「自治体SDGsモデル事業」にダブル選定された豊島区だが、人流が戻ったこれからが本当の意味でのスタートである。新たな一歩に期待したい。

7.おわりに
快進撃とも言えるまちづくりを進めてきた豊島区池袋であるが、一方でまだこのにぎわいの輪に取り込まれていないと思われる人々もいる。南池袋公園から東池袋中央公園に居場所を変えた路上生活者や、区民の10人に一人を占める外国人である。まちはそこに暮らす人、そこを訪れるすべての人のものである。それを念頭に置きながら、今後も継続して厚みのあるまちづくりが進められることを期待する。

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  • ②豊島区「四つの公園を核としたまちづくり」回遊図_page-0001 (資料2)豊島区「四つの公園を核としたまちづくり」回遊図(豊島区HP:「池袋東口と西口をつなぐ ウォーカブルなまちづくり」 記者会見資料( 令和4年1月17日)資料2より引用)
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    南池袋公園のシンボルとも言える芝生だが、ちょうど養生期間中で立入禁止だった。通常も天然芝を守るためレジャーシートは禁止され、貸出用のゴザを使用することになっている。奥にカフェレストラン、左側にウッドデッキ。公園の向こうに池袋のシンボル、サンシャイン60が見える
  • 81191_011_32086064_1_4_%ef%bc%9f%e5%8d%97%e6%b1%a0%e8%a2%8b%e5%85%ac%e5%9c%92 (資料4)【南池袋公園】 2023年6月25日、7月2日筆者撮影(※⑥を除く)
    ①公園内にあるお洒落なカフェレストラン。都市公園法第5条第2項に基づき区が選定。テラス席もあり、時間帯によって様々なメニューを楽しめる。裏側には災害時帰宅困難者用の備蓄倉庫が設置されている
    ②子どもたちに人気の小高い丘のような起伏を持つリボンスライダー。デザインは根津山と呼ばれていたかつての地形から着想を得たという[13]
    ③増設されたトイレの壁面には、豊島区と繋がりの深いふくろうのマークがついた巣箱型の本棚が設置されている。筆者訪問時も子どもたちが次々と扉を開けては楽しそうに絵本を取り出していた
    ④園内には豊島区発祥のソメイヨシノ他、2500本を超える草木がある。広い公園や緑が少なく、みどりのネットワーク形成を目指す豊島区では貴重な自然である
    ⑤豊島区は経済、社会、環境など、目指すSDGsのゴールとターゲットを明確に掲げており、公園を核としたものも含まれている。広い公園だが、この垂れ幕は目に入りやすい掲示となっている[14]
    ⑥2008年12月の南池袋公園。路上生活者の段ボールハウスが多数あり、炊き出しも行われていた(引用元:国土交通省都市局公園緑地・景観課資料「ヒロゲル 芝生とみどりのチカラ」)現在炊き出し(コロナにより弁当配布)は東池袋中央公園で行われている
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    ①公園内に設置されたアニメイトカフェスタンド。人気ゲームやアニメとコラボしたドリンクを販売している
    ②公園のすぐ脇にある「オタク」の聖地池袋を象徴するアニメイト。連日、海外からの買い物客も多数押し寄せる。公園はイベントにも対応出来るオープンスペースとなっている
    ③公園の端にあるベンチには、アニメのグッズ交換をする人や、イタバ(キャラクターの缶バッチを多数並べてつけたバッグ)を持っている人がいた
    ④公園内の「いけふくろう」。鬼子母神に伝わる「すすきみみずく」の民話から、ふくろうは豊島区の守り神とされ、区内のいたるところで見かける。中池袋公園のふくろうは2008年に設置されたものだが、再開発後もそのまま園内を見守っている
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    ①西口のランドマークとなった直径35mの巨大リング型モニュメント・GLOBAL RING。1万球以上のLEDライトが、リング中央の噴水や、迫力あるサウンドシステム、大型ビジョンと連動し、夜間には美しい演出を見ることが出来る
    ②リングの一部分に設置された野外劇場と縦3m、横11mの大型ビジョン。最新技術によるデジタルアートコンテンツの上映や災害時には情報提供が可能である
    ③都が1990年に創設した池袋の文化芸術の礎、東京芸術劇場。新たな池袋の劇場型公園GLOBAL RINGをくぐり抜けてたどり着く劇場である
    ④公園内に設置されたGLOBAL RING CAFE。豊島区は「東アジア文化都市2019」の開催都市[15]だったことから、参加国の日中韓それぞれをイメージしたオリジナルドリンクを提供している
    ⑤カフェは東京観光案内も兼ねており、「i」のマークが掲げられている
    ⑥カフェの駅側には、外国人観光客や子供連れなどに配慮した多目的公衆トイレが設置されている。木造建築のカフェ同様、壁や天井に木を使用し、洗面コーナーの照明は劇場型公園のトイレにふさわしく、劇場舞台の楽屋と同じ雰囲気に仕上げられている
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    ①造幣局東京支局跡地を利用して作られた区内最大の公園。普段は憩いの場である芝生が災害発生時は区の防災拠点として、ヘリポートや救援物資の受入・集配場所となる。左手奥にはカフェ、右手奥にはコト・ポートと呼ばれる小さな物販キャビン、右手前には自治体SDGsモデル事業として、産直野菜を販売するマーケットが見える
    ②公園を囲むように、震災対策用応急給水槽や震災対策用水利(井戸)、防災機材倉庫など多数の防災設備が設置されている
    ③公園内の防災設備について、子どもたちにも楽しんで知ってもらえるよう掲示がされていた
    ④自治体SDGsモデル事業として、週末には公園内で「IKE・SUNPARK Farmers Market」が開かれている
    ⑤マーケットでは埼玉県の新鮮な野菜や区内の名産品などが販売されている
    ⑥カフェの裏側にあるコミュニティーガーデン。参加者を募り、皆で野菜やハーブ作りを学びながら実践し、公園を起点として個々が持続的に緑を増やしていくパーマカルチャーの取り組みをしている
  • 81191_011_32086064_1_8_%ef%bc%9fikebus%e3%83%bb%e7%9c%8b%e6%9d%bf (資料8)【IKEBUS、公園看板】2023年6月13日(①③④)、25日(②)筆者撮影
    ①真っ赤な車体で人と街をつなぐ池袋のシンボル・IKEBUS。環境に優しい電気で動くバスだが、10台ある車体は1台ずつ内装が異なるというこだわりぶりである。災害時には移動式電源としてバッテリーに蓄電した電気をスマートフォン約2500台の充電や非常用照明に活用出来る[16]
    ②③区制90周年を記念して、昨年4つの公園に設置された案内看板。IKEBUSと同じ水戸岡鋭治氏によるデザインで「IKEBUKURO RED」が、4つの公園の連携を表現しているという
    ④としまみどりの防災公園(イケ・サンパーク)内にあるIKEBUSのバス停。バス同様、上部にIKEBUSの広報大使、ふくろうの「イケちゃん」がのっている

参考文献

【註】
[1] 1日当たりの乗降者数:コロナ前は約270万人、2022年度はコロナの影響により、回復傾向だったものの170万人(2022年度は筆者が各鉄道会社HP発表データより集計)
・東京都豊島区 SDGs未来都市計画 消滅可能性都市からの脱却 ~持続して発展する「国際アート・カルチャー都市」への挑戦~ p.4
https://www.city.toshima.lg.jp/toshimanow/sdgs/documents/2_sdgsmiraitoshikeikaku.pdf
[2] 豊島区ホームページ「人口・統計」(2023年7月1日時点)より算出
https://www.city.toshima.lg.jp/070/kuse/gaiyo/jinko/index.html
[3] 東京都都市公園等区市町村別面積・人口割比率表(平成30年4月1日現在)より
https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/content/000040089.pdf
[4] 豊島区ホームページ「区財政の推移と現状」p.2 令和4年(2022年)9月
https://www.city.toshima.lg.jp/004/kuse/shisaku/shisaku/hakusho/documents/r3_kuzaiseinosuiitogenjouver2.pdf
[5] 2015年5月完成。屋上庭園を設置するなど環境に配備、区役所と超高層マンションが一体化した資産活用による「実質0円」で建設された日本初の庁舎として話題になった。都市計画、建築、環境の各分野で多数受賞。
・隈研吾建築都市設計事務所 「豊島区庁舎としまエコミューゼタウン」
https://kkaa.co.jp/project/toshima-ward-office-toshima-ecomusee-town/
[6] 消滅可能性都市とは、2010年~2040年にかけて20~39歳の女性人口が50%以上減少すると推計した自治体のこと。豊島区はこの結果について、後に予測を立てる際の社会稼働率の採用期間が特殊な時期だったため低い数値が出たと分析しているが、いずれにしてもこの発表は区と区民にとっては衝撃的なものであった。
・豊島区ホームページ「豊島区 人口ビジョン」p.7 2016年3月
https://www.city.toshima.lg.jp/001/kuse/shisaku/shisaku/kekaku/032617/documents/jinnkoubijyonn0323.pdf
[7] 行政と地域の協働と地域活性化を図るため、区の代表者、商店会・町会、隣接地権者、カフェレストラン運営者、学識経験者、植栽管理者など住民も参加した形で構成されており、月一回程度開催されている。
[8] 2020年7月、池袋の中心部にグランドオープンした「東京建物 Brillia HALL」や「としま区民センター」、「中池袋公園」などが位置する周辺エリア一帯の総称。ミュージカルや伝統芸能を公演するホールや、アニメ、サブカルチャーを楽しめる空間など個性の異なる8つの劇場を備える新複合商業施設である。
・豊島区ホームページ 「Hareza池袋GUIDE BOOK」2018年7月
https://www.city.toshima.lg.jp/kuse/project/hareza/documents/harezaguidebook.pdf
[9] 全国に120店舗以上展開しているアニメショップチェーンの本店。グッズ、マンガ、雑誌、画材などの販売と共に、アニメ関連のイベントを頻繁に開催。隣接していた旧池袋保健所の跡地を獲得し、世界最大のアニメショップとして2023年3月にリニューアルオープンした池袋のオタク文化を牽引するショップ。
・アニメイト池袋本店ホームページ
https://ex.animate.co.jp/shop/ikebukuro/
[10] 豊島区はトキワ荘(手塚治虫や赤塚不二夫、藤子不二雄らマンガの巨匠が過ごしたアパート)が、椎名町(現・豊島区南長崎)にあったこと、池袋のアニメイトや「乙女ロード」と称されるエリアに世界中からのアニメファンが押し寄せていることから、「トキワ荘マンガミュージアム」を開館しアニメフェスを開催するなど、池袋をマンガ文化が継承されてきたアニメの聖地として積極的にアピールしている。
[11]2003年9月施行。公共団体、地方自治団体の出資法人等に限定されていた公の施設の管理運営を、民間の発想やノウハウを活用するべく民間事業者にも委ねることが出来るようにした制度。
・豊島区ホームページ「指定管理者導入施設一覧」2023年4月1日
https://www.city.toshima.lg.jp/416/kuse/shisaku/documents/r050401shiteikanri-ichiran_3.pdf
[12] 2017年5月に創設された公園において飲食店・売店などを設置運営する民間事業者を公募により選定し、事業者は得られた収益の一部を公園整備に還元する制度。
・国土交通省都市局 公園緑地・景観課 公園利用推進官 峰嵜 悠「公募設置管理制度(Park-PFI) について」2020年2月12日
https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/kanminrenkei/content/001329492.pdf
[13] 株式会社アンス「事例紹介 南池袋公園リボンスライダー」
http://www.ans-art.co.jp/casestudy/c_001.html
[14] 豊島区ホームページ 「SDGs未来都市計画」 2020年8月
https://www.city.toshima.lg.jp/toshimanow/sdgs/documents/2_sdgsmiraitoshikeikaku.pdf
[15] 日中韓文化大臣会合での合意に基づき,日本・中国・韓国の3か国において,文化芸術による発展を目指す都市を選定し様々な文化芸術イベント等を実施するもの。
・東アジア文化都市2019豊島公式ホームページ
https://www.city.toshima.lg.jp/ike-circle/friendly-city/culturecity-toshima.html
[16] 豊島区ホームページ「IKEBUSでとしまの街をゆっくり回る」2021年10月1日
https://www.city.toshima.lg.jp/toshimanow/new/ikebus.html


【その他の参考資料・WEBより】(すべて2023年7月25日最終閲覧)
・豊島区ホームページ「公園がまちを変える」2021年11月20日
https://www.city.toshima.lg.jp/toshimanow/index/park.html
・豊島区ホームページ「南池袋公園のご案内」2016年7月
https://www.city.toshima.lg.jp/340/shisetsu/koen/documents/160715_minamiikebukuropark_1.pdf
・豊島区立南池袋公園カフェ・レストラン 設置管理運営業務事業者募集要項 2015年1月
https://www.ikebukuro-net.jp/backnumber/mpg/201501/minami-park2015.pdf
・南池袋公園について 都市整備委員会報告資料 豊島区都市整備部公園緑地課 2015年9月30日
https://adeac.jp/viewitem/toshima-history/viewer/viewer/09_52_H270930/data/09_52_H270930.pdf
・IKEBUKURO LIVING LOOP ホームページ
https://ikebukuropark.com/livingloop/
・公益財団法人としまみらい財団「池袋西口公園野外劇場 グローバルリングシアター」ホームページ 
https://globalring-theatre.com/
・豊島区ホームページ「国際アート・カルチャー都市 実現戦略推進事業」 2020年4月
https://www.city.toshima.lg.jp/toshimanow/sdgs/documents/toshima_sdgs.pdf
・豊島区ホームページ 「豊島区国際アート・カルチャー特命大使、SDGs特命大使 ご案内」
https://www.city.toshima.lg.jp/toshimanow/artculture/ouen/documents/tokumeitaisigoannai.pdf
・豊島区ホームページ 「第2期SDGs未来都市計画 (2023~2025)」2023年3月
https://www.city.toshima.lg.jp/toshimanow/sdgs/documents/sdgsmiraitoshikeikaku.pdf
・豊島区ホームページ としまSDGsアクション! 2023年3月8日
https://www.toshima-sdgs.jp/action/index.php?c=action_view&pk=1678255936
・豊島区ホームページ「豊島区みどりの基本計画」2023年3月
https://www.city.toshima.lg.jp/339/ryokuka/documents/midori_04_doc1.pdf
・豊島区ホームページ「としま政策データブック2022」2022年9月
https://www.city.toshima.lg.jp/001/kuse/shisaku/shisaku/hakusho/008287/documents/documents/2022_zennbunn.pdf
・豊島区ホームページ「としまの子育ての現場から5 待機児童ゼロ達成から維持へ」2021年3月31日
https://www.city.toshima.lg.jp/013/kuse/koho/hodo/r20302/2103311604.html
・豊島区ホームページ「事業 7 巨大ターミナル池袋の帰宅困難者対策に「共助」の仕組み作り」
https://www.city.toshima.lg.jp/013/kuse/shisaku/shisaku/kekaku/documents/2012yosanpress-3.pdf
・豊島区ホームページ「高度な防災機能を備えた都市の実現」
https://www.city.toshima.lg.jp/295/machizukuri/toshikekaku/toshikekaku/documents/4syou_housin1.pdf
・東アジア文化都市2019豊島 基本計画概要版 東アジア文化都市2019豊島実行委員会2018年12月改訂版
https://www.city.toshima.lg.jp/ike-circle/friendly-city/documents/kihonkeikaku-kaniban.pdf
・住友不動産「都市再⽣特別地区(東池袋⼀丁⽬地区) 都市計画(素案)の概要」2020年年3月23日
https://www.chisou.go.jp/tiiki/kokusentoc/tokyoken/tokyotoshisaisei/dai17/shiryou.html
・日経BP お知らせ(2022年度版「共働き子育てしやすい街ランキング」)2022年12月23日
https://www.nikkeibp.co.jp/atcl/newsrelease/corp/20221223/
・特定非営利活動法人TENOHASHI 東池袋公園での炊き出しについて 
https://tenohasi.org/activity/takidasi/
・渋谷区ホームページ 「区立公園一覧」
https://www.city.shibuya.tokyo.jp/shisetsu/koen/kuritsu-koen/koen_list.html
・渋谷区立宮下公園ホームページ
https://www.seibu-la.co.jp/park/miyashita-park/
・渋谷区魅力ある公園整備計画―資料編― 2021年8月
https://files.city.shibuya.tokyo.jp/assets/12995aba8b194961be709ba879857f70/b9e73dca970c49cb8a194f4eb568e1b8/assets_kusei_000057770.pdf
・BUSINESS INSIDER記事 渋谷・宮下公園跡地に「ミヤシタパーク」開業―10年に及ぶホームレス排除の歴史を振り返る
https://www.businessinsider.jp/post-217134

・2023年7月9日 筆者から豊島区都市整備部公園緑地課公園活用グループ担当者へのメールインタビュー回答

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