東京
空間造形の視点から見た「哲学堂公園」の魅力再発見と今後の活用方策
1.はじめに 「諸学の基礎は哲学にあり」とは、東洋大学の創立者・井上円了(1858-1919年)が残した言葉である。本レポートにおいては、円了が思索を重ね、自らの世界観、...
都市の景観 ダイナミックに変化する宮下公園
■データ 名称:宮下公園 所在地:東京都渋谷区神宮前6-20-10 所有:渋谷区 構造:人口地盤上に整備されている、1階が駐車場、2階が公園の立体公園 規模:面積10,80...
神楽坂の街並み ガイドラインによる景観保存の役割
1.はじめに 神楽坂は新宿区に位置し、旧江戸城の外濠に接し、明治大正期には山の手銀座と呼ばれて商店街が栄え、多くの文豪に愛された町である。石畳の路地に、昔ながら...
江戸木目込人形に見る、日本の伝統工芸の現状と対策
1.江戸木目込人形について (1)歴史的背景 木目込人形とは、桐の木材を使用し、木彫又は桐の粉を糊で固めた桐塑を人形型にしたものに、数ミリの溝を彫った線(木目込...
新選組のふるさと日野宿
はじめに私の故郷である東京都日野市JR日野駅周辺、都道256号旧甲州街道に沿った地域が『日野宿』である。近年発展し続ける隣の立川駅や八王子駅の方が規模も大きく有名で...
UR多摩平の森団地の景観形成と周辺地域について
東京都日野市に独立行政法人都市再生機構(以下UR)の団地がある。 この団地は、30棟あまりの1500戸で構成され、面積は東京ドーム2個分程度である。棟の間隔は広くとられ...
「薬師池公園」は、なぜ町田市を代表する公園なのか。
はじめに 東京都町田市の薬師池公園は、町田市を代表する公園とされており、近隣住民だけではなく市外や都外からも多くの人が訪れている。 本稿では、その理由を探る...
東京都国立市民のシンボル「赤い三角屋根」駅舎
I.はじめに 私が生まれ育った東京都国立市のシンボル、国立駅舎は「赤い三角屋根」の愛称で長年親しまれてきたが、中央線線路の高架化に伴って2006年10月惜しまれながら...
進化していく表参道の景観、その成り立ちとこれからの展望
1:はじめに 表参道は、明治神宮の参道として整備された大通りである。明治神宮境内には、北参道、南参道、西参道と呼ばれる主要な参道が三つ存在し、表参道はそのうちの...