近畿

小川 清誠

伝統工芸士の伝統×デジタルとの関わり方

1. はじめに 京都は、日本の伝統工芸にとって重要な場所だ。京都は古くから織物や漆、技法などの技術を磨いてきた地域であり、その美しい伝統工芸は世界的にも知られて...

伊藤 由美子

人が集まる場所 ー京都、「駒井家住宅 駒井卓・静江記念館」の魅力ー

1.はじめに 心地いい空間に人が集まる。私が「駒井家住宅 駒井卓・静江記念館」を初めて訪れたのは1年ほど前。95年も前から建つ住宅が今もなお丁寧に保存されている...

片岡 美啓

加賀屋新田会所跡(加賀屋緑地)の保存と活用 ー未来への継承のためにー

はじめに 本稿では、大阪市の史跡・有形文化財に指定されている「加賀屋新田会所跡(加賀屋緑地)」を取りあげ、その保存と活用について考察し、未来へ継承するための可...

堀 弘毅

街づくりを支える高架下『TauT(トート)阪急洛西口』

【はじめに】 TauT(トート)阪急洛西口(以下、トートとする)は京都洛西エリア(註①)に存在する阪急洛西口駅-桂駅間の高架化により誕生した高架下空間を活用した新し...

上村 由依

“継承の意思”-1000年を越えて宝物を今日に継承する、正倉院の管理と保存の根源-

はじめに 芸術作品は使い古されるものではなく、鑑賞され、継承されるものである。今日を生きる人々にとって、このような認識は自明に思える。美術館や博物館を訪れると...

前田 寛

二つの走井餅の歴史と目指す未来

1、はじめに 京都府八幡市には走井餅という、餅の中にこしあんが入った白い餅が売られている。 その餅は、ほとばしる水滴を表した形、刀の荒身を模した独特の形と言わ...

犬飼 俊行

ホビー・プレスの扉を開く 大阪Echos(エコース)の取組み

1、はじめに (1)本稿のねらい 15世紀中頃にドイツのグーテンベルク(Johannes Gutenberg、c.1398〜1468)によって実用化された活版印刷術は、20世紀後半まで印刷産...

吉藤 寛

日本最初のニュータウンである千里ニュータウンを中心とした 大阪府北摂地域の現状と未来への展望

大阪府北部北摂地域に拡がる千里ニュータウンを中心とした地域の現在進行形の現状 と未来への展望を文化資産として報告する。 1.基本データと歴史的背景 所在地 ...

重光 さおり

有馬街道の出発点、変わりゆく景観と残る痕跡

はじめに 兵庫県尼崎市は兵庫県の最南東に位置し、川を挟んで大阪のすぐ隣にある。大阪や京都に近いことから古くからの文献にもその名が登場することが多い歴史深い市で...

平田 悟

神戸発の防災教育プログラム「イザ!カエルキャラバン!」 ― 「+クリエイティブ」な防災イベントの考察と評価 ―

【はじめに】 1995年1月17日に発生した「阪神・淡路大震災」以後、日本では自然災害が頻発し、地域単位での防災の取り組みの重要性が高まる一方、住民レベルの関...