群馬

長澤 まち子

みなかみ町「藤原盆」にみる途絶えた民芸品の価値と未来への継承の可能性

はじめに 日本各地には、地域の風土や生活に根ざした多様な民芸品が存在してきた。しかし近代化や生活様式の変化に伴い、その多くは姿を消し、現在では名称すら知られな...

湯浅 やよい

高崎市歴史民俗資料館 ~2つの「残したい」に着目して~

1.はじめに 群馬県高崎市上滝町の高崎市歴史民俗資料館(以下、「民俗資料館」と称する)は、かつて群南村の役場の庁舎であった。多くの公共施設が鉄筋コンクリートによ...

堀田 尚宏

群馬県桐生市「桐生八木節まつり」 -桐生祇園祭の継承と八木節踊りの役割-

1. はじめに 群馬県桐生市の桐生八木節まつりは、毎年8月に開催される桐生祇園祭を起源とした祭りイベントであり、かつて織物市が立っていた本町一丁目から六丁目を中心...

金井 正行(大学行脚)

太田市曹源寺(栄螺堂)の文化的価値 ー落書きで新たな観光信仰ー

はじめに 群馬県太田市に、日本三大栄螺堂の一つ曹源寺がある(図1)。筆者を含め太田市で育った子供たちは、太田かるたの絵札で曹源寺に親しんだ。曹源寺の文化資産...

悴田 怜子

伝統をつなぐ新たな特産品〜里見梨、梨栽培150年の歴史と文化の継承に向けて〜

はじめに 群馬県高崎市下里見町は恵まれた風土を生かし果樹栽培が盛んな地域だ【資料1】。昨今は気候変動による温暖化により自然環境が変わりつつあり、従来通りの手法で...

石井 雪乃

群馬県藤岡市の各地で受け継がれる道祖神祭りについて:柔軟で多様な開催・継承のあり方

1 はじめに 群馬県藤岡市の各地に伝わる年中行事「道祖神祭り」とその継承を考える。「道祖神(ドーソジン)」の名で定着している年中行事だが、他の道祖神信仰と区別...

藤原 恵

デザインされた峠克服104年の歴史と伝承-旧信越本線 碓氷峠

はじめに 1997年9月末日、群馬・長野県境にあるJR東日本信越本線横川~軽井沢間(以後、横軽間と する)は北陸新幹線(当時は長野行き新幹線)開業に伴い廃線となった...

伊藤 真妃

「桐生祇園祭」における「四丁目鉾」について

1 はじめに 本稿では、群馬県桐生市の「桐生祇園祭」にて巡行する「四丁目鉾」が、現代の環境下においてどのような経緯で再び巡行することになったのか。また、現代にど...

高橋 敏広

川場村の自然と農が紡ぐ“ふるさと景観”と、その村づくり

1.はじめに 関東平野の北部に位置する群馬県は、総面積の64%が森林地帯で、県境に2千m級の山脈が連なる。その山脈を背後に抱く「山の辺」には、「小さな自治体(村)...

大塚 広子

おっきりこみ ー群馬の郷土料理ー

はじめに 嫁いで住み着いた埼玉県加須市は、古くからうどんの街として有名である。利根川沿いに位置し農業の盛んなこの地域は、小麦の栽培が盛んで、それに伴いうどんが...