東京
ちひろ美術館・東京と絵本原画の価値及び保存について
1.はじめに 近年、絵本原画展は年間約400展が開催され、多くの来場者を集めている[1]。こうした広がりの背景には、1977年に設立された世界初の絵本美術館「ちひろ美...
ポーラ文化研究所の活動と今後の展望について
基本データと歴史的背景 ポーラ文化研究所は、1976年の設立以降、化粧を「人々の営みの中で培われてきた大切な文化」と位置づけ、その学術的探求を目的とした機関である...
アートになる島、ハートのある街 ―― 東京湾ウォーターフロント開発 プレイスメイキングからみる天王洲アイルエリアのまちづくり
はじめに 芸術文化を都市再生の核に据える試みは世界的な潮流となっている。その手法は、大規模な芸術祭による観光振興から、遊休不動産のリノベーション、あるいはコミ...
東京ワイナリーがデザインするワインづくりとぶどう畑の未来
はじめに 近年、日本には小規模ワイナリーが数多く誕生している(1)。東京にも、住宅地や商業エリアに醸造所を構える都市型ワイナリー(2)があり、訪ねてみると、立地の珍...
一般社団法人日本パントマイム協会主催事業 「ワークショップキャラバン2023」
「基本データ」 一般社団法人日本パントマイム協会は2018年に設立されている。これまで日本には法人としての協会はなく、当協会が日本で初めて法人として設立され、国内...
都市型アート委員会による地域文化の再構築 ――自由が丘におけるアート活動とコミュニティ運営の相互作用――
はじめに 本稿では東京都目黒区自由が丘で2023年に設立された「アート委員会」を対象に、都市型地域におけるアート活動の可能性と課題を検討する。自由が丘は商業地と...
品質にこだわるモノづくりが生み出す循環の力 ── 松山油脂の取り組み
はじめに 東京都墨田区に本社のある「松山油脂株式会社」は、社員15人の小さな石けん工場から30年でグループ売上高が100億円を超えたことで、最近多くのメディアに取り上...
異日常の内省空間──「アートリトリート」に見る都市型リトリートの文化資産的価値
はじめに 現代社会では、情報過多と社会の高速化により、個人が静かに自己と向き合う時間を確保することが困難になっている。SNSやリモートワークの普及により、私的空間...
東京芸術大学の新旧奏楽堂にみる音響空間のデザインと、音楽史上の演奏形態の変遷を考察する
1.新旧奏楽堂の基本データ 旧奏楽堂 東京芸術大学音楽学部の前身、東京音楽学校の施設として明治23年に建築された。 日本における音楽教育の中心的な役割を担ってき...
成城:洗練と安らぎが織りなす街の魅力
はじめに 東京都世田谷区に位置する成城は、都内有数の高級住宅地として知られている。「せたがや百景」にも選ばれた美しいイチョウ並木や桜並木、そして生垣や豊かな...