「青柏祭の曳山行事-でか山」持続可能なイベントデザインの考察
はじめに
石川県能登地方は祭りの宝庫と言われている。なかでも「青柏祭の曳山行事 でか山」(以下「でか山」*1と略す)は引手として誰でも参加が可能で春の訪れと共に地域が一番賑わう祭りである。日本一の大きさを誇るがその為、曳行に高い技術*2と多くの人々の協力が必要となる。継承のため関係者が様々な変容*3を受入れ対策を講じているが他地域と同様に少子高齢化による担い手の減少*4で継承フロー*5が崩れつつある問題がある。
祭りとは「担い手が同じ空間と時間を共有しながら価値を共創し、非日常的な幸福感や一体感を感じる共創体験そのものである。」*6とすれば血縁・地縁はもとより来訪者にとって魅力的で印象に残る祭りはファンやリピーターを増やし新たな担い手を育てる効果が期待できるのではないか。開かれた祭りが継承に与える効果を評価し、でか山の持続可能なデザインを考察する。
1. 基本データ
開催日時:5月3日・4日・5日
開催場所:七尾市大地主神社及び市内中心部
運営組織:でか山保存会及び七尾市産業部商工観光課
来場者数:12万人 *7
「青柏祭」は500年以上続く大地主神社の例大祭である。2つのパートで構成され前半は2時間超の神事を行い、後半は曳山を曳行する町衆の祭りへ移る。鍛冶町・府中町・魚町3つの山町から奉納されるでか山は、木製の舟形で高さ約12メートル、重さ約20トン、車輪の直径約2メートル(資1)あり、狭い街中で曳山を90度方向転換させる「辻廻し」や「せり上げ」など迫力のある曳行技の見所も多い。また、ハレの日を能登の新鮮な海や山の幸を使った「でか山のごっつぉ」(資2)で祝い世話になった方をもてなす食文化がある。*8
2. 歴史的背景
982年国司に赴任した源順が、山王社に国内安泰と繁栄を祈願し始めたとされている。曳山は京都文化の移入に熱心な城主畠山義統が祇園山鉾にならい1473年に「青柏祭」へ奉納した。戦国時代に一時中断したが町衆が前田利家へ請願し祭祀が再興した。江戸時代、七尾は日本海交易の港として栄え山町は互いの財力と心意気を競い合い、曳山は18メートルまで大型化したが近代化に伴う電線架線により現在の大きさとなった。でか山はその運営や準備を通じてコミュニティの繋がりを深める大切な役割を担い継承されている。2008年に国の無形文化財に指定され、2016年にはユネスコ無形文化遺産へ登録された。
3. 評価
でか山の曳行は各山町により安全や繁栄を祈願し奉納される。昔から引手として誰もが参加できる開かれた祭祀で、来訪者が非日常、協働や「フロー体験」*9ができる特徴がある。環境コミュニケーションプランナーの森高一はエコイベントでは参加者の意識を「事後の時間」*10に繋げる事を重視し「参加」・「体験」・「協働」が鍵で、いかに「フロー体験」を作れるかがプログラムデザインにおいて重要だと述べた*11。いずれも「事後の時間」に繋げるという共通目的があることからプログラム推進のセオリーである「導入」・「展開」・「まとめ」*12のステップを軸に来訪者が体験する開かれた祭祀の効果を評価する。
3-1.「導入」
・ゴールデンウィークの開催で運営側、来訪者共に参加しやすい。*13
・駅前や商業施設付近ででか山の三台勢揃いを観られるようルートの変更を行い徒歩で見学が可能である。
・祭り期間中は各所に市役所職員とボランティアガイドを配置し青柏祭のパンフレット(資3)を用い観光案内を行っている。スマートフォン位置情報共有アプリ「いまどこ+」を導入し*14曳山の現在地を確認できるようにしたが、でか山の見学や見所の説明を行うガイドツアーは無い。
3-2.「展開」
・各山町の「総代」をトップとした運営組織があり100名を超える人々が行政と連携して安全曳行*15を行っており子供から大人まで安心して祭りに参加し、楽しむ事ができる。
・でか山の見所に「辻廻し」がある。曳山の下に小さな地車を入れた後、引手は「エンヤ、エンヤ」の掛け声と共にタイミングを合わせて力いっぱい綱を引き重さ20トンの曳山を一気に90度回転させる。この時、視覚では大迫力の場面を目撃し、身体的興奮とフロー状態を感じる。更に方向転換の成功により運営側と来訪者の双方が達成感と協働・没入体験を得られる。このことからも参加型というスタイルがでか山の魅力向上に寄与していると考えられる。
3-3.「まとめ」
・でか山の実物を通年で見学する場所が無く、歴史や文化を伝える場が無い。
・もてなしの行事食「でか山のごっつぉ」が祭りの魅力の一つだが、近年は作らない家庭も増えており、観光客は食す場所がほとんど無く食文化を伝える手段が無い。
4. 他事例との比較
来訪者参加型という共通点がある「大地の芸術祭」と比較し、でか山の魅力と課題を明らかにする。
新潟越後妻有地域の「大地の芸術祭」は地域に内在する様々な価値をアートを媒介として地域再生へつなげることを目的として2001年に始まり3年に1度開かれる祭りである。*16NPO法人越後妻有里山協働機構*17が地域の人々や作家、こへび隊、*18地元サポーターの協力を得て運営をおこなっている。多言語のHPにはモデルルートや特集記事が掲載されており国内やインバウンドの来訪者が事前事後に芸術祭や地域の情報を得やすい工夫があり「導入」や「まとめ」に役立つと考えられる。「展開」では来訪者が現地を訪れアートを体感する事で「日常を区切る非日常」という特別な時間を体験するイベントのデザインがされている。来訪者の地域行動プロセス*19によれば、来訪者はボランティア活動を通して地域の人とのリアルコミュニケーションや共創、協働体験により地域を理解し、愛着を持つ効果があるという。持続可能なイベントの鍵となる「事後の時間」についても芸術祭の会期以外も常設アートの鑑賞や地元の食材を使ったレストランでの食文化を楽しめるデザインがなされておりその効果は来訪者数が初回の16万人から7回目には55万人へ増加*20している事でも明らかである。
5. 今後の展望と提案―まとめにかえて
先述した3の評価軸及び他事例との比較から開かれた祭祀へ来訪者が引手として参加することにより体験する「非日常」、「協働」また「フロー体験」が地域への愛着増加に有効であることが明らかとなった。また日程変更は運営側、来訪者双方が祭りへ参加し易くなった点で評価できる。ただし、でか山の曳行ルートパンフレットはあるがおすすめルートなどは無く、「辻廻し」など見所についても詳細な記載が無い点は情報を来訪者に届けるという点で課題が残る。「でか山のごっつぉ」を作る家庭が減少した上、提供する飲食店が無く来訪者へ能登のおもてなしの食文化を伝える場が無い。
以上の考察結果より体験の満足度を高めリピーターを増やし持続可能な祭りとするために下記の改善提案を行う。
まず、祭りの魅力を伝えるためモデルコース「初めての方」(資4)、「リピーター向け」、「食文化コース」等を作成し無料配布する。またボランティアガイドによるガイドツアーに活用することを提案する。次にもてなしの行事食である「祭りのごっつぉ」を七尾名物として市内飲食店で提供するとともに「のと里海里山ミュージアム」*21にて誰でも参加可能な調理ワークショップを定期開催する。さらに、2020年春に「和倉温泉お祭り会館」が開館する。通年ででか山の実物見学と引く体験ができる当該施設を活用し祭りの起源や歴史を知ってもらうワークショップを開催して地域理解の増進を促す。
これらの活動により来訪者と地域住民がリアルコミュニケーションを通じ没入体験を共有できる場が創生される。でか山と七尾への理解を深めることが可能になり地域文化の伝承と発信に寄与すると考えられる。七尾に愛着を持つ来訪者が増加することによりでか山の新たな担い手との結縁も期待できるだろう。
でか山は国と人々の繁栄を祈願する神事の曳山行事が地域の人々の生活に深く浸透し七尾の経済的繁栄を背景に各山町の誇りとなった。社会環境の変化に対しても外部からの担い手の受け入れや女性も運営に加わるなど持続可能な取り組みを続けている。譲れない価値を保ちながらも多様性を受容する運営組織、それを支えるコミュニティと行政が連携し更なる改善で祭りの満足度を上げ、地域外のファンやリピーターを取込みかつ、開かれた祭祀の体験を通じて運営側と来訪者がそれぞれの立場からお互いを理解することにより「でか山」の新しい価値が共創され、地域内外の人々により大切に継承されていくことを願う。
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資料1)でか山 ※ 2019年5月筆者撮影
-でか山の構造 七尾市青柏祭パンフレットより抜粋
https://www.city.nanao.lg.jp/shoukan/event/event_syokai/5gatsu/seihakusai-reafret.html
-「能登の里山里海」情報ポータルより
http://noto-satoyamasatoumi.jp/about.html -
資料2)でかやまのごっつぉ 2019年11月筆者撮影
-「こぶた」のとスタイルHP 伝統料理より http://www.notostyle.jp/index.php?id=33 -
資料3)七尾青柏祭パンフレット
- 七尾市役所HP 青柏祭のパンフレットより
https://www.city.nanao.lg.jp/shoukan/event/event_syokai/5gatsu/seihakusai-reafret.html
- 資料4)モデルコース(原案)_初めてのでか山
- 資料4)モデルコース(原案)_初めてのでか山
- 資料4)モデルコース(原案)_初めてのでか山
参考文献
参考文献
【註】
*1方言で大きいことを「でかい、でっかい」という事から大きな曳山が「でか山」と呼ばれている。
*2舵やブレーキが無い「でか山」は梃子を駆使して進行方向やスピードのコントロールを行う。梃子係は6名程いますが曳行の要となる中梃子係は経験20年以上の人が担当する。梃子の技術は先輩から後輩へ伝承するフローが確立されている。(2019年5月 魚町総代N氏へのアンケート回答より)
*3 社会環境の変化や人口減少に伴う担い手不足の問題を抱えた山町は対抗関係を保ちつつも若手の交流から継承のために相互協力関係を築き、外部からの担い手を受け入れ、女性も運営に加わるなど祭礼継続のため変容を続けている。(2019年8月魚町総代N氏、鍛冶町事務局長O氏、府中町 総代 K.H.氏へのインタビュー回答より)
*4 佐々木重弘洋著『過疎地域における祭りの存続』後藤・安田記念東京都市研究所 月刊誌『都市問題』第 109 巻 第 3 号 特集2 : 地域と祭り、2018年3月、P77
*5 安全曳行の要となる中梃子は20年以上の熟練した経験者のみが行い、引退は前年に決定し継承者が現場で指導を受ける技術の伝承方法が確立されている。以前は幼少期から山車に乗り鐘や太鼓を叩いていた祭好きの男子が大きくなると「若衆」として祭りへ参加し簡易な役割から曳行の中心的な役割を経て運営を取りまとめる側の理事や総代へと移行するフローが形成されていたが現在は新規加入が減り、祭りの現場でも少子高齢化が進んでいる。(2019年5月 魚町総代N氏のアンケート回答より)
*6 和田充夫著『地域ブランドマネジメント』㈱有斐閣、2009年 P149~150
*7 2019年11月七尾市役所 商工観光課 K氏のインタビュー回答より
*8 北國新聞社『七尾青柏祭でか山 徹底ガイド』2017年、P50-51
*9 M.チクセントミハイ著、今村浩明訳『フロー体験 喜びの現象学』思想社、1996年、
「フロー状態」:人が何かに集中し没入している状態でその状態にあるときには機能的でパフォーマンスが高く、加えて幸福感を得られると指摘している。
*10「事後の時間」とはそのイベント開催時で完結するのでは無く人々や集団が体験や意識をその後の参加者の日常へ繋げること。
*11 中西紹一、早川克美編『時間のデザイン-経験に埋め込まれた構造を読み解く』㈱幻冬舎、2014年 P101~102
*12中西紹一、早川克美編『時間のデザイン-経験に埋め込まれた構造を読み解く』㈱幻冬舎、2014年、P111
-主体的な参加に誘うための「導入」(動機付けや準備、関係構築)
-参加者自身が集中して体験、没入する「展開」
-そこでの体験を参加者自身の認識や次の展開へと移す「まとめ」
*13「市外や県外から運営側として参加する方もいることから一定の成果がある。」(2019年8月魚町総代N氏へのインタビュー回答より)「保存会様と同意見で引手が参加しやすい、観光客が訪れやすいといった利点があることからGWに開催しております。」(2019年11月七尾市役所 商工観光課 K氏のインタビュー回答より)
*14 2019年11月七尾市役所 商工観光課 K氏のインタビュー回答より
*15 安全運行のための取り組み
2019年9月 各山町関係者インタビューの回答及び北國新聞社『七尾青柏祭でか山 徹底ガイド』2017年、P61、73~74、86
①大型で重さ20トンある山車の曳行には高い技術が必要になる。舵やブレーキが無い「でか山」は梃子を駆使して進行方向やスピードのコントロールを行う。梃子係は6名程いるが曳行の要となる中梃子係は経験20年以上の人が担当する。梃子の技術は先輩から後輩へ伝承するフローが確立されている。
②総代をトップとした運営組織があり安全確認を第一に運行時の役割分担が行われている。
-後見:中梃子を引退した人で運行を指揮する係
-安全係:でか山の前後左右に、引綱の中間と先端に10~20名配置され曳手や見物客の危険防止を行う。
上記以外にも10以上の役割がある。
③祭りの前後に保存会と行政担当者の会議が行われ、安全運行に関する確認と反省会が続けられている。
④コミュニティにとって「でか山」は地域の安全を祈願する大切な神事なので引手が守るルールがある。
⑤運行責任者の指示を守る。でか山に上がれるのは子どもだけで事前に許可証の取得が必要。
*16 菅野佐織著「祭りによる地域ブランド価値共創のフレームワーク~交流する地域ブランドを目指して~」日本マーケティング協会 マーケティングジャーナルVol.30 No.4、2011年 P15
*17 「大地の芸術祭」で生まれた作品や施設、プロジェクトを通年事業として運営し、越後妻有を魅力ある地域にしていくために設立。地元出身者や県内外からの移住スタッフで構成され、3年に1度の芸術祭及び合間2年間の作品メンテナンス、企画展・イベント・ワークショップの開催、農業、ツアーの実施、グッズやお米の販売、食宿泊施設運営、それら全ての広報や誘客促進を主な業務としている。
*18「世代・ジャンル・地域を越えた」自主的な組織。メンバーは流動的だが約2000名を超え中高生から80代まで幅広い世代の人々が首都圏を中心に全国および海外から集まる。美術や建築に限らず、経済、福祉、社会学、語学などを学ぶ学生や、主婦や仕事を持つ人から、作家やスタッフの家族まで多様な人々が参加している。
*19 和田充夫著『地域ブランドマネジメント』有斐閣、2009年 P136~138
[図1.来訪者の地域行動プロセス] (筆者による再現)
知る⇒調べる⇒行く⇒体験する⇒関係づくり⇒行きたい・住みたい
*20「大地の芸術祭」越後妻有アートトリエンナーレ2018 総括報告書 P2
*21 能登の豊かな自然と長きにわたる歴史、文化を発信し、里山里海の魅力を伝え、未来へと発展させることを目指して開館した。
【参考文献】
-佐々木重弘洋著「過疎地域における祭りの存続」後藤・安田記念東京都市研究所 月刊誌『都市問題』第 109 巻 第 3 号 特集2 : 地域と祭り、2018年3月
-M.チクセントミハイ著、今村浩明訳『フロー体験 喜びの現象学』思想社、1996年
-北國新聞社『七尾青柏祭でか山 徹底ガイド』2017年
-大森重宜著 「七尾祇園祭にみる能登の民族スポーツ-キリコ祭り」金沢星稜大学 人間科学研究 第6巻 第1号、平成24年9月
-和田充夫 他著『地域ブランドマネジメント』有斐閣、2009年
-菅野佐織著「祭りによる地域ブランド価値共創のフレームワーク~交流する地域ブランドを目指して~」日本マーケティング協会 マーケティングジャーナルVol.30 No.4、2011年
-中西紹一、早川克美編『時間のデザイン-経験に埋め込まれた構造を読み解く』幻冬舎、2014年
-井上俊『地域文化の社会学』世界思想社、1984年
-府和正一郎 著「七尾市の青柏祭に見る伝統の継続と変容」「自然と社会」 第68号別刷、2002年8月
-米山俊直著『都市と祭りの人類学』河出書房新社、1986年
-武田俊輔著『コモンズとして都市祭礼』新曜社、2019年
-鈴木正崇著「伝承を持続させるものとは何か」 国立歴史民俗博研究報告 第186集、2014年3月
- 七尾市役所HP 青柏祭のパンフレット(2019年11月28日最終閲覧)
https://www.city.nanao.lg.jp/shoukan/event/event_syokai/5gatsu/seihakusai-reafret.html
-でか山保存会公式HP https://www.nanao-cci.or.jp/dekayama/index.html (2019年11月28日最終閲覧)
-府中町でか山ファンサイト http://www.dekayama.com/ (2019年11月21日最終閲覧)
-「越後妻有 大地の芸術祭の里」HP http://www.echigo-tsumari.jp/ (2020年1月18日最終閲覧)
-「大地の芸術祭」越後妻有アートトリエンナーレ2018 総括報告書(2020年1月18日最終閲覧)
http://www.city.tokamachi.lg.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/4/soukatsuhoukokusyo2018_honpen190507.pdf
-のとスタイルHP 伝統料理 http://www.notostyle.jp/index.php?id=33 (2020年1月18日最終閲覧)
-ダイドードリンコ 日本の祭りHP (2019年11月21日最終閲覧)
http://www.dydo-matsuri.com/archive/2014/seihaku/
- 七尾市役所HP 和倉お祭り会館開館予告(2020年1月18日最終閲覧)
https://www.city.nanao.lg.jp/shoukan/omatsurikaikan.html
- のと里山里海ミュージアムHP (2020年1月18日最終閲覧)
https://noto-museum.jp/
-能登里山里海百景 デジタルアーカイブス (2020年1月19日最終閲覧)
https://www.city.nanao.lg.jp/kohonanao/satoyamasatoumihyakkei/HTML5/pc.html#/page/1
「能登の里山里海」情報ポータル (2020年1月19日最終閲覧)
http://noto-satoyamasatoumi.jp/about.html
【調査協力】
・魚町 総代 T.N.氏 男性70代
・魚町連町在住 T.A.氏 男性70代
・魚町連町在住 H.U氏 男性40代
・鍛冶町 鍛冶町事務局長 O氏
・府中町 総代 K.H.氏
・七尾市役所 商工観光課 T.K.氏
・七尾市在住 M.A氏 女性60代