愛知
未来につなぐ古代の記憶 – しだみ古墳群とSHIDAMU
1.はじめに 愛知県名古屋市の北東部に位置する守山区には、志段味(しだみ)と呼ばれる地区がある。その志段味地区の北東端、上志段味(かみしだみ)には「しだみ古墳群...
黄金の絨毯に染まる町 ~銀杏のまち祖父江町~
1. 基本データと歴史的背景 「銀杏の町」と呼ばれる愛知県稲沢市祖父江町は、愛知県の西端に位置し、西を木曽川が流れ、対岸は岐阜県羽島市、南に海津市が隣接する。さら...
「六ツ美悠紀斎田お田植えまつり」~創出と伝承のあり方~
はじめに 「六ツ美悠紀斎田お田植えまつり」[資料1]は、大正天皇即位時の大嘗祭における悠紀斎田の田植え儀礼を起源とする民俗芸能であり、現在は岡崎市の無形民俗文化財...
未来の日本人は「尾張津島天王祭」を見れるのだろうか
はじめに 津島市は、名古屋市の西16㎞にある古い歴史をもつ約6万人のまちだ。600年前から伝えられる「尾張津島天王祭」(以下、津島天王祭)は「山・鉾・屋台行事」のユネ...
本業焼と民藝の魅力を今に繋ぐ「瀬戸・ものづくりと暮らしのミュージアム 瀬戸民藝館」
はじめに 愛知県瀬戸市洞地区で江戸時代後期から約250年続く窯元「瀬戸本業窯」が、2022年「瀬戸・ものづくりと暮らしのミュージアム 瀬戸民藝館」(以下、瀬戸民藝館)...
受け継がれる日本の伝統技術「からくり」の進化と発展 ー江戸から未来へ、時を刻むからくり人形時計ー
Ⅰ.はじめに 2022年に30周年を迎えた、からくり人形時計『白浪五人男』は、老朽化に伴い「令和の大改修」と言われる全面リニューアルが行われ、現在は建設当時の外観と動...
中部電力MIRAI TOWER―電波塔から地域のアイデンティティへ―
はじめに テレビ放送の発展を支えてきた電波塔は、デジタル化や時代の変化の中で、翻弄されつつある存在となっている (1)。名古屋市の中部電力MIRAI TOWER(旧・名古屋テ...
円頓寺商店街にみるまちづくりと地域特色の継承
1. はじめに 名古屋駅から北東に徒歩約15分、那古野地区と呼ばれる地区に昭和の情緒が残るこじんまりとしたアーケード商店街が東西に2つ連なっている。円頓寺商店街と円...
熱田の杜と歴史的資源を活かして未来へと繋ぐ
地元の人達からは「あつたさん」と呼ばれ、皆さんに慕われる熱田神宮。最近は、コロナ禍の関係で年間の参拝客は減っているが、コロナ禍以前は700万人超えというデーターが...
「蒲郡クラシックホテル」歴史ある建築の継承について
1 はじめに 戦前、1930年代の日本は国際観光政策によって外国人観光客を誘致しようと、各地に国際観光ホテルを建設した。当時の日本の技術と資材を結晶させた建築は、所...