横浜トリエンナーレ -芸術文化創造都市・横浜を牽引する芸術祭の意義と展望-

芹沢 高

はじめに
近年日本各地で国際芸術祭が開催されており、その契機は2000年の「大地の芸術祭」(1)と2001年の「横浜トリエンナーレ」(2)である。こうした芸術祭は山間部や離島などで開催される「過疎地・地方型」と中核都市で開催される「都市型」に大別できる(資料1)。過疎地・地方型は地域の自然・歴史・文化とアートを融合させることで、観光誘致、移住者増加等による経済波及効果や地域活性化など具体的な成果が認められている(3)(4)。
一方、経済力や社会インフラが備わっている政令指定都市(5)などで開催される芸術祭の多くは自治体の創造都市(6)政策と結びつき、地域への芸術文化の浸透や都市のブランド力向上などを目的としているが、短期的には効果が見えにくい(7)。
本論では2024年に開催された第8回横浜トリエンナーレ(8)を題材として、開催の意義と今後の展望を考察する。

1. 歴史的背景
国際芸術祭は1895年のヴェネツィア・ビエンナーレを端緒として世界に広まり、1990年代には光州、上海、台北、香港等アジア各地でも開催されるようになった。その後経済力や歴史的蓄積がある日本でも開催すべきとの気運が高まり、2001年に国際交流基金(9)が中心となり国策プロジェクトとして第1回横浜トリエンナーレが開催された(10)。第4回(2011年)以降は横浜市が主体となり、創造都市政策のリーディング・プロジェクトに位置づけられて横浜の都市デザインに深く関わってきた(11)。横浜トリエンナーレの沿革を資料2に示す。

2. 基本データ
第8回横浜トリエンナーレは、中国の作家魯迅(12)の詩集『野草』(1927年刊行)から着想した「野草:いま、ここで生きてる」をテーマに掲げ、2024年3月15日から6月9日まで78日間にわたり横浜港臨海エリアで開催された(資料3-1、2)。国際展「野草 いま、ここで生きてる」(13)と市内アート拠点による「アートもりもり!」(14)の2本柱に加え、地元企業・団体・アーティストが主催する文化・芸術プログラム(15)や誰でも参加できる多彩なイベント(16)から構成されている(資料3-3)。
本展の基本データ表を(資料4)に示す。

3. 評価ポイント
第8回展を迎えるにあたり総合ディレクターで横浜美術館館長の蔵屋美香は、「現代アートの良質の入門編になる」という当初からの目標に立ち返ると述べている(17)。この観点において今回の横浜トリエンナーレが評価できる点は「国際性」と「優しい見学環境」である。

3-1国際性
メイン展示である国際展は前回に引き続きアーティスティック・ディレクターを海外から招聘した。北京を拠点とするアーティストのリウ・ディンと美術史家キャロル・インホワ・ルーは戦争、気候変動、政治弾圧、難民・移民、不寛容、アイデンティティ、植民地主義、労働搾取といった近現代の社会課題に幅広く目を向け、こうした困難に抗って「野草」のようにたくましく生きる人々の主体的行動に希望を見い出そうとした(18)。本展には31の国と地域から93組のアーティストが参加し、その中の66組が海外からの参加である(資料5)。特にアジア、アフリカ、東欧など欧米先進国以外からの参加が多く、それぞれの地域において人々が置かれた状況やアイデンティティと深く関係する作品が出展された(19)。
芸術祭が乱立し、均質化・陳腐化・肥大化を懸念する声(20)が有る中、著名なスター・アーティストに頼ることなく社会が直面する課題に真摯に向き合った本展は、新機軸を打ち出す志を持った横浜トリエンナーレだからこそ出来たものであり、こうした国際芸術祭がアジアの国際都市・横浜で開催されたことは大変意義深い。

3-2 優しい見学環境
有料展示がある主要5会場は横浜美術館を中心に概ね2kmの範囲内に有り(資料3-1)、全て鉄道駅からは徒歩数分以内である。横浜美術館は3年間の改修工事を終え明るい天井採光、新しいエレベーター、多機能トイレ、授乳室などが整備されより快適な空間となった(21)。展示作品を説明するキャプションは大きな文字と簡潔な文章で判りやすく作成されている。また、美術館や街中には無料で見られる作品が多数配置され(資料6-1)、有料エリアでも高校生以下/18歳以下は無料となっている。さらに現代アートに詳しくない人でも楽しめるように多彩なプログラムが提供されている(資料6-2)。
このように横浜トリエンナーレは子供連れ、高齢者、障害者、アート初心者などを含め誰にでも優しい見学環境を備えた芸術祭といえる。

4. 比較分析
比較対象として同じく2024年に開催された過疎地・地方型の大地の芸術祭(22)と都市型の札幌国際芸術祭(23)を採りあげる。3つの芸術際の比較表を(資料7-1)に示す。
大地の芸術祭は東京23区より広い新潟県十日町市と津南町の約760k㎡のエリア(資料7-2)に300点を超える作品が点在しており、里山の地形や空き家・廃校などを利用したサイト・スペシフィックな作品が中心である。見学のために山間部の悪路や坂道を歩くこともあり、バリアフリーではない建物内の展示も多い。また、作品の制作補助・管理や食の提供などで地域の人々が積極的に関与している点が大きな特徴である。
札幌国際芸術祭は「LAST SNOW (はじまりの雪)」をテーマに掲げ、都市と自然の関わりの未来を見据えた地域性の強い作品が多く展示され、メディアアートやAIなど最新技術が積極的に採り入れられた。会場は市内中心部に加え、10~15km程離れたモエレ沼公園と札幌芸術の森美術館が使用された(資料7-3)。初めての冬期開催ということもあり、大地の芸術祭ほどではないが移動の負荷は大きい。
この2つの芸術祭と比較すると、前述の「国際性」と「優しい見学環境」という点は横浜トリエンナーレの特筆すべき長所といえる。
一方で、大地の芸術祭の自然や文化に触れながら回遊するようにアートを鑑賞する楽しみや地域の人々の関わり方、そして札幌国際芸術祭の地域性豊かな展示や最新テクノロジーの導入は、横浜トリエンナーレの今後の展開を考える上で大いに参考に出来る特徴である。

5. 今後の展望
2001年に始まった横浜トリエンナーレは2024年で8回目を迎えた。創造都市政策の重要施策に位置づけられ、毎回6~8億円規模の公的資金を投入するプロジェクトに今後どのようなことが求められるのであろうか。
横浜市の創造都市アクションプラン(24)では、横浜トリエンナーレに期待する中期的役割として「市民力の向上」、「地域拠点との連携強化」、「祝祭性の創出」等が挙げられている。
芸術祭を通じて市民力を向上させるためには市民の自発的関与を促す仕組みが重要となる。そのためにはコロナ禍で停滞していたトリエンナーレ・サポーター(市民ボランティア)の体制を再構築し、芸術祭開催期間だけでなく継続的・日常的に市民とアートを繋ぐ役割を果たしてもらうことが有効と考える。また、第8回展は「国際展」と「地域アート」の2本柱で行われたが、今後は双方が互いに染み出して、国際展の中でも横浜の歴史・文化・都市空間が表現されることや地域アートが世界と直接つながることにより、国際都市横浜のブランド力向上と地域アートのレベルアップを図ることができる。そして、横浜の都心臨海部は比較的コンパクトなエリアに多くのアート拠点(25)、歴史的建造物(26)、食文化、公園、港、海など良質な自然・文化資産が集約されている。こうした利点を活かして横浜トリエンナーレと各拠点・施設が協働することで、街を回遊する楽しさや祝祭性を兼ね備えた横浜ならではの芸術祭モデルを創り出すことが出来るのではないだろうか。

6. まとめ
横浜トリエンナーレは2001年に国策プロジェクトとして始まり、後に横浜の創造都市政策を牽引するプロジェクトとして回を重ねてきた。2024年に開催された第8回展は安全・安心な環境で誰でも国際レベルの現代アートに触れることが出来る芸術祭として十分意義あるものであったと言える。今後はその特長を維持しつつ、市民や地域アート拠点との連携を深め、横浜の自然・文化資産を活かすことで、「国際性」と「地域性」をより高いレベルで併せ持つ芸術祭に進化することが可能と考える。

  • 81191_011_32283064_1_1_第8回横浜トリエンナーレ_page-0001 第8回横浜トリエンナーレ(トップページ)
  • 81191_011_32283064_1_2_資料1 主な芸術祭_page-0001 資料1 主な芸術祭
  • E8B387E696992E38080E6A8AAE6B59CE38388E383AAE382A8E383B3E3838AE383BCE383ACE381AEE6B2BFE99DA9_page-0001
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  • E8B387E696993E38080E7ACAC8E59B9EE5B195E38080E4BC9AE5A0B4E381A8E382A4E38399E383B3E38388E6A78BE68890_page-0001
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  • E8B387E696993E38080E7ACAC8E59B9EE5B195E38080E4BC9AE5A0B4E381A8E382A4E38399E383B3E38388E6A78BE68890_page-0003 資料3 第8回展 会場とイベント構成
  • E8B387E696994E38080E7ACAC8E59B9EE5B195E38080E59FBAE69CACE38387E383BCE382BFE8A1A8_page-0001 資料4 第8回展 基本データ表
  • E8B387E696995E38080E59BBDE99A9BE5B195+E58F82E58AA0E382A2E383BCE38386E382A3E382B9E38388_page-0001 資料5 国際展 参加アーティスト
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  • E8B387E696997E38080E6AF94E8BC83E58886E69E90_page-0002 資料7 比較分析

参考文献

【註】
(1)大地の芸術祭  https://www.echigo-tsumari.jp/ (2025年1月15日最終閲覧)
(2)横浜トリエンナーレ  https://www.yokohamatriennale.jp/ (2025年1月20日最終閲覧)
(3)吉本光宏「トリエンナーレの時代 国際芸術祭は何を問い掛けているのか」、『ニッセイ基礎研究所報』58、2014年、P56
(4)吉田隆之 『トリエンナーレはなにをめざすのか: 都市型芸術祭の意義と展望』水曜社、2015年、P18
(5)政令指定都市
 地方自治法第252条の19第1項の規定により、政令で指定される人口50万人以上の市を言う。現在は札幌市、仙台市、さいたま市、千葉市、横浜市、川崎市、相模原市、新潟市、静岡市、浜松市、名古屋市、京都市、大阪市、堺市、神戸市、岡山市、広島市、北九州市、福岡市、熊本市の20市(総務庁ホームページより)
 https://www.soumu.go.jp/main_content/000800218.pdf (2025年1月10日最終閲覧)
(6)創造都市
 グローバリゼーションと知識情報経済化が急速に進展した21世紀初頭にふさわしい都市のあり方の一つであり、文化芸術と産業経済との創造性に富んだ都市のことをいう。推進団体である創造都市ネットワーク日本(CCNJ)には現在170の自治体や団体が加盟している。(CCNJホームページより)
  https://ccn-j.net/creative-city/ (2025年1月10日最終閲覧)
(7)吉田隆之 『芸術祭と地域づくり : "祭り"の受容から自発・協働による固有資源化へ』水曜社、2019年、P15
(8)第8回横浜トリエンナーレ公式サイト https://www.yokohamatriennale.jp/2024/ (2025年1月20日最終閲覧)
(9)独立行政法人国際交流基金 
 世界の全地域において、総合的に国際文化交流を実施する日本で唯一の専門機関。「文化芸術交流」「海外における日本語教育」「海外の日本研究推進と国際対話」の3つのフィールドで事業展開している。  
  https://www.jpf.go.jp/ (2024年12月26日最終閲覧)
*国際交流基金はヴェネチア・ビエンナーレ日本館展示の主催実績などが有ったため、当初横浜トリエンナーレを主催した。
(10)吉田隆之「都市型芸術祭「あいちトリエンナーレ」の発展的継続性 : 横浜・神戸・新潟・大阪・愛知の比較から」、『アートマネジメント研究』日本アートマネジメント学会 、15、2014年、P54
(11)『横浜市文化芸術創造都市施策の基本的考え方』横浜市文化観光局、2012年、P10
  https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/yokohamashi/org/bunko/sonota/kihontekinakangae.files/0001_20180927.pdf (2025年1月20日最終閲覧)
(12)魯迅(1881~1936)
 中国の文学者、思想家。1902年日本に留学し文学の重要性を痛感し、帰国後作家となる。中国近代文学の祖と言われている。作品に一貫しているのは,民族の将来を憂い,民族精神の改革を説く姿勢。(ブリタニカ オンライン ジャパンより)
(13)国際展「野草 いま、ここで生きてる」 
  https://www.yokohamatriennale.jp/2024/ad (2025年1月20日最終閲覧)
(14)アートもりもり! 
  https://www.yokohamatriennale.jp/2024/many-many-arts (2025年1月20日最終閲覧)
(15)応援プログラム
  https://www.yokohamatriennale.jp/2024/support-program (2025年1月20日最終閲覧)
(16)市民参加イベント 
  https://www.yokohamatriennale.jp/2024/events (2025年1月20日最終閲覧)
  https://www.yokohamatriennale.jp/2024/events/page/2 (2025年1月20日最終閲覧)
  https://www.yokohamatriennale.jp/2024/events/page/3 (2025年1月20日最終閲覧)
(17)2024年3月13日版 プレス資料 P3
  https://www.yokohamatriennale.jp/cms/wp-content/uploads/2024/04/20240313_YT8th_PressRelease_jp.pdf (2025年1月20日最終閲覧)
(18)2024年3月13日版 プレス資料 P7~9
  https://www.yokohamatriennale.jp/cms/wp-content/uploads/2024/04/20240313_YT8th_PressRelease_jp.pdf (2025年1月20日最終閲覧)
(19)展示作品の詳細は第8回横浜トリエンナーレ 公式カタログ参照  
  https://www.yokohamatriennale.jp/index/js/pdfjs/web/viewer.html?file=/cms/wp-content/uploads/2024/09/8thYokotori-Catalog-EN-15MB.pdf (2025年1月20日最終閲覧)
(20)暮沢剛巳、難波祐子 編著『ビエンナーレの現在 美術をめぐるコミュニティの可能性』青弓社、2008年、P200、P260
(21)改装後の横浜美術館 
  https://yokohama.art.museum/special/renewal/point.html (2025年1月15日最終閲覧)
(22)大地の芸術祭2024 
  https://www.echigo-tsumari.jp/event/20240713-1110/ (2025年1月15日最終閲覧)
(23)札幌国際芸術祭2024 https://2024.siaf.jp/ (2025年1月15日最終閲覧)
(24)『創造都市アクションプラン』横浜市文化観光局、2015年、P14、P15
   https://www.city.yokohama.lg.jp/kanko-bunka/bunka/sozotoshi/outline.files/0001_20180920.pdf (2025年1月20日最終閲覧)
(25)市内アート拠点 
  https://www.city.yokohama.lg.jp/kanko-bunka/bunka/sozotoshi/sozotoshi/kyoten/kyoten.html (2025年1月20日最終閲覧)
(26)横浜市認定歴史的建造物 
  https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/toshiseibi/design/ikasu/nintei-ichiran.html (2025年1月20日最終閲覧)

【参考文献】
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木村 絵理子 「横浜トリエンナーレの役割と横浜美術館」、『Zenbi = Zenbiフォーラム : 全国美術館会議機関誌』 全国美術館会議、9、2016年

水沢 勉、西沢 立衛「Count Down!横浜トリエンナーレ2008(5) 国際展が都市の感受性を呼び覚ます 対談(前編)」、『をちこち : 遠近』国際交流基金、19、2007年

水沢 勉、西沢 立衛「Count Down!横浜トリエンナーレ2008(6) 人間のための都市・横浜の過去と未来をつなぐ 対談(後編)」、『をちこち : 遠近』国際交流基金、20、2007年

沼田 真一「市民参加型イベントにおけるソーシャル・キャピタルの考察--横浜トリエンナーレ2008を事例として」、『ソシオサイエンス : Waseda review of sosio-science』早稲田大学先端社会科学研究所、17、2011年   

上野 正也、鈴木 伸治「横浜トリエンナーレサポーターにみる集団特性に関する研究」、『文化政策研究』 日本文化政策学会、12、2018年

野田邦弘『創造都市・横浜の戦略 クリエイティブシティへの挑戦』学芸出版社、2008年

『クリエイティブシティ・ヨコハマのこれまでとこれから』横浜市、BankART1929編、2008年

穂積 利明「批評 札幌国際芸術祭2014は国際展としての意義を果たしたか」、『REAR : 芸術批評誌』 リア編集同人、35、2015年

丹治 嘉彦、橋本 学「大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレにおける実践の意義について「再生・海そして川から」をもとに」、『長岡造形大学研究紀要』長岡大学、4、2006年

髙橋 剛「「選ばれて住み継がれるまち」を目指して : 世界最大級の国際芸術祭「大地の芸術祭」を通じた地方創生・地域存続への挑戦」、『地方財政』 地方財務協会、61(11)、2022年

鷲見 英司「地域活性化を目的とした芸術祭とソーシャル・キャピタル : 大地の芸術祭と瀬戸内国際芸術祭を対象とした実証分析」、『法政理論』 新潟大学法学会、55(4)、2023年

加藤 種男「世界に帰還する芸術文化 --地域で開催される国際芸術祭の意義と可能性」、『文化経済学』文化経済学会、8(1)、2011年

野田邦弘『文化政策の展開:アーツ・マネージメントと創造都市』学芸出版社、2018年(初版2014年)

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山田香織「地方国際芸術祭は誰の/何のためのものなのか」、『地域活性化学会研究大会論文集』地域活性学会、12、2020年

枝川明敬『文化政策の理論と芸術支援の実際』晃洋書房、2022年

<参考webページ>
『提言書 クリエイティブシティ・ヨコハマの新たな展開に向けて』創造都市横浜推進協議会、2010年
https://www.city.yokohama.lg.jp/kanko-bunka/bunka/sozotoshi/outline.files/0002_20180920.pdf (2024年12月15日最終閲覧)

横浜トリエンナーレ 各回記録集(第1回~第7回)
https://www.yokohamatriennale.jp/archive/record/ (2025年1月20日最終閲覧)

西澤洸樹『現代アートと社会発展 ~横浜トリエンナーレのデザイン活動による地域経済の活性化~』京都芸術大学芸術教養学科卒業研究、2021年
http://g.kyoto-art.ac.jp/reports/3646/ (2024年12月25日最終閲覧)

『札幌国際芸術祭 2024 開催に伴う 事業効果検証業務 報告書』株式会社道銀地域総合研究所、2024年
https://siaf.jp/admin_panel/wp-content/uploads/2024/09/houkokusyo_0831.pdf (2025年1月15日最終閲覧)

『新しい芸術祭のつくり方 札幌国際芸術祭 篇』札幌国際芸術祭実行委員会/札幌市、2024年
https://siaf.jp/pdf/2024/newartfestival.pdf (2025年1月15日最終閲覧)

『越後妻有 大地の芸術祭 2022総括報告書』大地の芸術祭実行委員会、2024年
https://www.city.tokamachi.lg.jp/material/files/group/17/R4toukatuhoukokusyo.pdf (2025年1月15日最終閲覧)

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