佐賀
佐賀錦 お姫様が伝えたキラメキを未来へつなぎたい
はじめに 佐賀錦とは、江戸時代の鹿島鍋島藩より伝わる織物で佐賀県を代表する美術工芸品だ。着物の帯やバッグ、草履などの和装小物が有名であるが、現代では使用頻度...
「佐賀んまちの恵比須さん」 〜江戸時代よりつづく恵比須文化の継続と発展の可能性〜
はじめに 七福神の一柱として知られる恵比須さん。佐賀には商売繁盛の神様である恵比須の石像を祀る風習があり(図1)、佐賀市内だけでも北の山間部から南の有明海近くまで...
有田における地場産業のデザインの考察―イタリアのソロメオにみる新しい継続の可能性―
はじめに 佐賀県有田町(以下有田)は泉山磁石場を発見以来、日本磁器発祥の地として400年以上続く人口約1万9,000人のものづくりのまちである。多様で優れた製陶技術を長...
「未来にむけた器と食のデザインプロジェクト 〜USEUM SAGA〜」
1.はじめに アネモメトリの特集#33「状況をデザインし、好循環を生みだす」で取り上げられた、有田焼とまちのプロジェクトに強い関心を持った。私自身が料理や食器が...
有田焼、次の100年をつくる地域ネットワークについて
はじめに 有田は、佐賀県西部に位置する、言わずと知れた焼物の町である。有田焼の歴史は400年に及ぶ。磁器生産が本格化した江戸時代以降、有田千軒と呼ばれる町並みが...