プロダクト

三木 京志

京都の新しい和菓子づくり

1.事例の何について評価しようとしているのか 京都紫竹にある和菓子店青洋(以下「青洋」という)の店頭販売は、月に3日間のみである。老舗がひしめく京都で、インディ...

脇田麻美

はたらくお母さんの工房 気仙沼ベビーモスリンプロジェクト

【基本データ】 宮城県気仙沼市の特定非営利活動法人ピースジャムは、2011年11月から現在まで「子連れ出勤」を採用した雇用支援活動を行っている。2014年に竣工された新...

山口啓子

「木の粘土」 ー伝統的素材のこれからの展開ー

はじめに 「木の粘土」とは、木材のおがくずに糊を加えて練り、粘土状にした造形素材である。軽く丈夫で加工しやすく、乾くとほとんど木のようになり、独特の風合いが...

星野文香

やきもの散歩道の景観について

0.はじめに 日本六古窯の一つとされる愛知県常滑市には、窯業が最も栄えた昭和初期の風情が残され、今でも焼き物の文化が息づいている。この窯元が集積する集落一帯を...

福島雪江

ホームスパンについての考察

「ホームスパン」は岩手県が誇る世界でも稀な毛織物である。しかし「ホームスパン」と聞いてそれがどのような織物であるかをわかる人は地元岩手においても非常に少ない。...

亀井里香

日本独自の染色技法、大阪における「注染」について

はじめに 飛鳥時代の三纈染に端を発するともいわれる「注染」は、明治時代に大阪で生まれた日本独自の染色技法である。職人技が生かせるとともに量産が可能なことから、...

福島寛子

奈良晒の伝承の形と未来への展望‐伝えるということ

1,はじめに 奈良は古くより奈良晒産業の栄えた地であったが、時代の変遷により衰退の一歩を辿り、多くの問屋や職人は蚊帳業者へと転身し奈良晒から離れてしまった。現在...

有田若彦

ニューホープが育んだジョージ・ナカシマのデザイン家具

●はじめに 2006年9月、サザビーズ・オークションで、アメリカ杉を輪切りにした異形の木製テーブルが$822,400(日本円で約1億)で落札された。(図1) 同オークション...

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